大正メビウスライン Vitable / 大正メビウスライン PORTABLE


ジャンル大正剣劇浪漫アドベンチャー
対応機種Vitable (PS Vita / Vita TV) / PORTABLE (PSP)
原作Love Delivery
開発ヒューネックス
販売dramatic create
体験版入手先PS Vita版 (物語序盤をプレイ可能な無料体験版。セーブデータは体験版のみでの利用が可能)
ダウンロード版入手先PS Vita版 / PSP版

アクセシビリティ情報簡易表記

  1. 主人公を含めたフルボイス演出
  2. カーソル移動音 あり
  3. Vita版はVita TV対応でテレビ画面等でのプレイが可能
  4. 視力を用いずプレイとクリアが可能


概要

大正メビウスラインとは、選択肢を選び物語の分岐と複数の結末を主人公の目線よりプレイする、ノベルタイプのアドベンチャーゲームである。

地方参事の倅である主人公が進学のため帝都へ上り、そこで出会った人々との交流の中で成長する物語が描かれる。

主人公が幼少の折患った大病以後「死霊」が見える体質となった故を謎として描きつつ、純朴な青年が国情へ接し、成長する様子が描かれる。

主人公を含めフルボイスとなっており、視力を一切用いることなくプレイとクリアの可能な作品である。


物語

時は大正末期。日本が軍事国家として世界と争わねばならない、熾烈な時代。

主人公・柊 京一郎は帝國大学へ進学するため、帝都へと上京する。

勉学に邁進し、郷里のためにひとかどの人物になると決意していた京一郎はしかし、己が持つ特別な力のために軍部-大日本帝國陸軍-に目をつけられることになる。

死んだ人間――死霊が見えるようになったのは大病を患った幼少時。 その時からずっと京一郎にとって恐怖の対象でしかなかった死霊を、軍部は外国の脅威に対抗するための力として用いようとしていた。

軍部とその計画を阻止しようとする者たちの対立が、京一郎の運命を巻き込んで帝國の未来を変えていく――。 

※公式サイト内「物語」ページより引用


タイトル画面

メーカーロゴ表示後、BGM再生と共にタイトル画面へ遷移する。

スタートボタンを押す事でタイトルメニューを表示可能。


タイトルメニュー

上下循環あり カーソル移動音あり

  1. 初めから (カーソル初期位置)
  2. 続きから
  3. 各種設定
  4. GALLERY
  5. インストール (PSP版のみ)
  6. 小話(Vita版のみ)

ゲーム中操作

以下、初期設定時のボタンアサインを記す。

  • Lボタン = オートモードOn/Off切り替え
  • 方向キー上下 = 選択肢の移動
  • 丸ボタン = 文章手動送り 選択肢の決定
  • 四角ボタン = メニューの表示
  • 三角ボタン = バックログ表示
  • Rボタン = スキップ

選択肢

選択肢出現直後はどの項目も選ばれていない状態となる。

選択時の制限時間なし、上下キーで移動、丸ボタンで決定となる。


ゲーム中メニュー

上下循環あり、カーソル移動音あり。

選択項目を記憶する仕様があり、メニューを閉じた時点で選択されていた項目が次にメニューを開いた際にも選択されている動作となる。

  1. セーブ (ゲーム起動直後のカーソル初期位置)
  2. ロード
  3. 各種設定
  4. 声を聞く
  5. 用語集
  6. システムセーブ
  7. タイトル画面へ戻る

セーブ方法

上記メニューより「セーブ」を選び、丸 左 丸 と入力する。

セーブ完了を効果音通知で把握可能。


各種設定

操作

  • Lボタン Rボタン = タブ切り替え
  • 方向キー上下 = 設定項目の移動
  • 方向キー左右 = 設定値の変更
  • 丸ボタン = 選択中項目における設定変更の反映
  • 罰ボタン = 環境設定の終了 (その後丸ボタンを押す事で設定変更の反映をシステムデータへセーブ可能)

視覚を用いずプレイするに際して推奨される設定への変更方法について

音量設定やオートモード速度設定などはゲージ式のUIで左右端で突き当たる

環境設定を開いた直後よりスタート

  1. Rボタンを1度押し「音響設定」のタブへ移動
    初期カーソル位置がBGMボリュームであり次のように設定することで台詞部分を明快に把握可能となる
    1. BGM音量
    2. ボイス音量 (最大値を推奨)
    3. SE音量
    4. システム音量 (最大値を推奨)
  2. 更にRボタンを2度押し、「メッセージ表示設定」の他部へ移動
    本画面でのカーソル初期位置が「メッセージ表示速度」となっており、右端の最大値へと設定する。 (オートプレイの利便から最速の設定を推奨)
  3. 更にRボタンを2度押し「動作設定」のタブへ移動
    ここのカーソル初期位置は「オートモード速度」となっており、これも右端である最速を推奨

各種設定画面で現在値の所在が不明となった場合の対処

左右へ突き当たる項目については、特にオートプレイの挙動について全て右端とすることが実質視力を用いないプレイによる便利を生じる設定となる。

唯一BGMボリュームについて、適切に設定することで台詞の聴取にかかる便利を確保可能であるため、サウンド設定のタブ画面においては設定変更時に参考されたい。


エンディング到達後のシステムデータの保存について

グッドエンド、バッドエンドを問わず、物語が終局へ至ることでその到達をシステムデータへ保存するダイアログが表示される。

ここでは丸ボタンを2回押す事で、システムデータの上書きを実行可能である。*1


Vitable版より追加された小話を視力を用いず読む方法

Vitable版にて追加された小話は本編の進捗ならびにエンディングへの到達料に比例し読めるものが増えていくのであるが、当該箇所は台詞部分の音声が委細存在しない仕様となる。

一方これらの短編は、その一部がLoveDelivery公式や同BLOGで現在公開の継続されている文章であって、スクリーンリーダー搭載のPCや音声ブラウザを用いてアクセスすることでその内容一切を視力を用いずに了解可能であるものである。*2

以下、Vitable追加要素を視力を用いずプレイする検知から、その達成手段として、当該短編を読むことの可能なオフィシャルサイト、オフィシャルブログへのリンクを掲載する。

なお、以下は上記の通りある程度物語を読んだ後に出現するようプログラムされている物語であるため、当該登場人物のグッドエンドへの到達後など、アクセスのタイミングについては適宜調整されたい。

※以下のリンク先は外部サイトとなります。

※以下文章の著作権は作品開発元に帰属します。


館林 開


千家 伊織


ミサキ


時雨


総評

選択分岐の連続で物語が描かれるテキストアドベンチャーゲームであるが、本作については取り分けその気色が強い傾向にある。

それぞれの分岐が主人公の意思を反映する手段として機能する構造に加え、その結果として描かれる結末はグッドエンドは勿論バッドエンドについても複数のシーンと丁寧な描写で大変具体的に描かれ、因果としての結末が魅力的に演出される特徴を有する作品である。


関連リンク


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*1 システムデータのセーブで、追加選択肢の出現、追加シーンの挿入などといった物語内の変化が生じる場合がある
*2 なお、これらの小話については各登場人物につき一つずつ、Vitaで17年8月発売のファンディスク『大正メビウスライン 帝都備忘録 ハレ』にフルボイスとして実装されることとなった。

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Last-modified: 2017-08-21 (月) 21:37:00 (2432d)