幕末Rock 超魂(ウルトラソウル) †
概要 †坂本龍馬を主人公に据え、薩長同盟から明治維新までの出来事へかけての時世を、幕府によるロック歌唱の統制とそこへの反骨に置き換え描かれる物語であり、ライブシーンでは実際にリズムアクションゲームとして画面に表示されるボタンの表記に合わせてプレイを行うといった複合ジャンルのタイトルである。 PSPで発売されたシリーズ初代作品『幕末Rock』の要素を内包しつつ、追加シナリオ、追加楽曲が実装された完全版タイトルとして発売されたのが本作『幕末Rock 超魂(ウルトラソウル)』である。 下記の仕様により視力を用いずプレイ可能であるため、アドベンチャーパート、リズムゲームパートのそれぞれに分けて実際の内容を詳述する。*2 アドベンチャーゲームパートを視覚を用いずプレイ可能である理由 †
アドベンチャーゲームパートの基本操作 †
クイックロードとクイックセーブ †オートモードがOffの状態でLボタンを押すことでクイックセーブの確認ダイアログが出現する。 左が「はい」となる。 クイックセーブの実行により、そのときのプレイ状況をクイックロードより読み込み可能となる。 これもプレイ中、オートモードがOffの状態でRボタンを押すことでクイックロード確認ダイアログが出現、左側の「はい」を実行することでクイックセーブした時点へすぐに戻ることが可能となる。 本体の電源を切る*3、アプリケーションを終了する、あるいは次にクイックセーブを行うまで、クイックセーブで保存した状況は維持される。*4 このクイックセーブとクイックロードを用いることで、選択肢の選び直しやライブシーンのリトライが簡便に行えるようになる場合がある。 リズムアクションゲームパートを視覚を用いずプレイ可能である理由 †
リズムアクションゲームパートの開始演出 †
リズムアクションゲームパートの基本操作 †
リズムアクションゲームパート終了後 †
章末のメニューに関して †物語の区切りに選択肢と異なる、上下へ突き当たるメニューが出現するが、項目はそれぞれ次の内容となる。
NEXTを選択した場合 †セーブを行うかどうかを問うダイアログが出現する。 セーブを行う場合は左側の「はい」を選ぶ。 この後はPS Vita、あるいはPSP標準のシステムソフトウェアに内蔵された標準セーブダイアログが出現するため、それぞれに準じて操作する。 セーブ終了後、次章が始まった際はオートプレイがOffとなるため、Onにする場合はスタートボタンを押す。 本編最終分岐 †本編シナリオ集版にプレイすることとなる『last scream』のプレイ結果によりエンディングが分岐する。 グッドエンドへ至る場合、ランクD以上を獲得する必要がある。 視力を用いない状態での『last scream』の攻略 †
総評 †奇抜な設定ながら一方で人情物として描かれる物語と、工夫と挑戦によりプレイ可能なリズムアクションパートを有する本作。 そんな本作をアドベンチャーゲームとして解釈したとき、 とりわけ特筆されるのはその音声周辺の仕様である。 主人公ボイス、モノローグボイス共に実装されているタイトルは古今大変に希少であるため、その一バリエーションとしても本作に確保されたユーザビリティはとても高い内容であり、且つリズムアクションゲームパートもプレイ時の工夫で解決可能であることが興味深い。 ロックと近代史の双方にリスペクトを多大にたたえた本作には物語、演出、設定、難易度の幅といった随所に親しみやすさを生じる工夫が施されており、その結果として視覚を用いずプレイ可能となったタイトルといえる。 関連・参考リンク †コメントフォーム †コメントはありません。 Comments/幕末Rock 超魂(ウルトラソウル)? 投票フォーム † |