沙耶の唄 †
概要 †本作は、画面に表示される文章を読みながら中途出現する分岐で変化する物語とエンディングを体験するテキストタイプのアドベンチャーゲームである。 生死に関わる事故から生還した医大生の主人公を軸に繰り広げられる人間模様が描かれる。 初回リリース版についてはゲーム内サブメニュー、環境設定等がWindows標準APIで構造されていることからスクリーンリーダーによる利用がその箇所については可能である特徴を有する。 ストーリー †それは、世界を侵す恋。 爛れてゆく。何もかもが歪み、爛れてゆく。 交通事故で生死の境をさまよった
彼に親しい者たちが異変に気付き、救いの手を差し伸べようにも、そんな友人たちの声は決して
そんな
※同梱マニュアルストーリー項より引用 起動からタイトル画面まで †メーカーロゴ表示後*2、BGM出力と同時にタイトル画面が表示される。 タイトルメニューの内容 †
初回版についてはこのタイトル画面でアプリケーションキーを入力することでスクリーンリーダーでアクセス可能なサブメニュー表示が可能、これより環境設定等が可能となる。 NEWGAMEからの開始方法 †タイトルメニュー表示後、下 エンターと入力。 BGMが停止後、再度下 エンターと入力。 BGMが流れ始めた時点で物語がスタートされている。 なお、この状態でオートモードをOnとするなどでプレイを開始する際、強度に雑音の含まれた音声が出力されることととなる。 これはバグでなく演出上の仕様であるため、そのまま読み進めることで物語の進行が可能である。*3 初回版と廉価版・ダウンロード版の相違点 †初回版の特徴 †
廉価版・ダウンロード版の特徴 †
廉価版、ダウンロード版ショートカットキー一覧 †
初回版ショートカットキー一覧 †
セーブ画面、並びにロード画面の操作に関して †廉価版、ダウンロード版 †
セーブ画面、ロード画面を表示した際台詞、あるいは背景音が再生中の場合それが停止されるため、その挙動をフラグに状況の変化が把握可能である。 セーブ画面、あるいはロード画面が出現した状態で、マウスポインタの画面への表示の有無で動作が異なる。 マウスカーソルが非表示である場合*5、下カーソルキーを一度押すことで最も最初のセーブデータへフォーカスされる。 警告メッセージがOffである場合、この状態でエンターを押すと自動的にセーブ、ないしロードが実行される。 一方、セーブ、ロード画面が開いたときに画面上にマウスポインタが表示されていた場合は、当該マウスポインタの直下にあるセーブデータにフォーカスが当たった状態となる。 この状態でエンターキーを押した場合、既に選択されているセーブデータへのセーブ、ないしはロードが行われる挙動となる。 セーブ・ロードファイル選択画面で再度Sキー、もしくはLキーを押すことでセーブ・ロード画面を閉じることが可能。 初回版 †セーブ、ロードの実行はエンターキーでなくスペースキーによるものとなる。 初回版環境設定のテキスト設定タブ内の自動文字送り速度に関して †初回版の環境設定について掲載する。 メッセージ表示速度、オートモード速度とも、左端の「0%」に近づくほど早いものとなる。 視力を用いず本作をプレイする場合はいずれも0%を推奨。 ゲーム内カーソル移動操作全般の挙動 †本作のUIは横書きが基本であるため、勢い選択肢やメニューの移動は上下方向となる。 本作のカーソルキーによる移動操作であるが、システムのフォーカス移動に連動してマウスポインタも同時に動く仕様となる。 したがって、画面上の選択分岐やスクリーンリーダー非対応の項目を視力を用いず操作する場合、マウスでポイントされた項目が自動で選択される本作の仕様を考慮する必要がある。 具体的には、前回の選択肢へ戻る操作を行った際、マウスを操作していない場合は前回に選んだ選択肢の描画されていた場所にそのままマウスカーソルが残留する挙動となるため、再度同じ分岐にフォーカスが当たった状態となる。 そのためこの状態から異なる分岐を選ぶ場合、カーソルキー上下によってさらに異なる分岐への移動を行う必要が生じるといえる。 1カ所目の選択分岐 †
2箇所目の選択分岐 †1カ所目の選択分岐で【もういらない】を選択後の物語で出現。
スタッフコメントの閲覧 †全てのエンディングを閲覧後、本作開発者による後書きをブラウザで閲覧可能となる。 初回版、廉価版共々ブラウザによる表示であるため、スクリーンリーダーでの利用が可能。 廉価版におけるこの後書きの表示方法は次の通り。
これでブラウザウィンドウがポップアップすれば内容を閲覧可能となる。 総評 †発売当時より廉価タイトルとしてリリースされた本作の選択肢は2箇所であり、こうしたジャンルのゲームがどういったルールでプレイの叶うタイトルであるのかを手軽に体験することを考えたとき、本作はゲームジャンルの体験として構造の把握が容易な作品といえる。 参考:廉価版、ダウンロード版よう 環境設定サンプル †本作廉価版の環境設定画面においては、カーソル移動音の不在であることに加え、画面が2カラムであること、方向キー左右でなく画面内に描画されたボタンのクリックでパラメータを増減する構造であることから、どうしても視力を用いず行う環境設定が困難な実装となる。 故、非常の処置として以下へ、あくまで視力障害由来の不便を解決する目的のみにおいて、著作権法三十七条三項の定める「当該視覚著作物を利用することが困難な者の用に供するために必要と認められる限度において(中略)視覚障害者等が利用するために必要な方式による複製」を法的論拠とし、且つ本データが視覚障害を解決する目的以外に用いる場合に不特定多数の環境へ利益を生じる性格を有しないことから、次の設定を施した本作環境設定ファイルを公開する。 本設定サンプルデータにおける初期設定より変更された内容 †
なお、本設定は全くゲーム本編を進行しない状態でのものであるため、本文の既読状態はこのデータの適応で初期化される。 本設定サンプルデータ利用時の注意 †
設定サンプルデータのダウンロード †本設定サンプルデータの利用方法 †ゲームが起動中である場合終了する 上記よりダウンロードしたファイル「common.zip」を解凍してできる「common」フォルダを、 "C:\Users\ユーザー名\AppData?\Roaming\Nitroplus\沙耶の唄 The Best\version2.00" 以下へ上書きコピーすることで利用可能。*7 コメントフォーム †最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 |