プレイステーション4 システムソフトウェア †
概要 †
PlayStation4(以下PS4)の本体に内蔵されている基本システム、PCではOSに当たる。
基本仕様 †
- カーソル移動音あり
- カーソル移動は上下左右何れも端で突き当たる仕様
- 決定音、キャンセル音あり。
- 「はい・いいえ」と問われるダイアログが表示された場合は、右側が「はい」となる。
初期設定時に視力の代用となる準備について †
- USBキーボード (SENオンラインアカウントへのサイン印字、画面上に表示されるソフトウェアキーボードを目視せず、独力での文字入力が可能な環境が構築される)
- 有線LAN環境 (この確保により、無線アクセスポイントのSSIDの目視確認、WiFi?パスワードの入力を省略可能)
- SENアカウントの作成 (これにより、PCやスマートフォンから購入したダウンロード版ソフトウェアのダウンロード、各アプリケーションの自動アップデートといったサービスを利用するための基本的な準備が整う。)
- PlayStationRPlusへの登録 (これによりPS4にインストールされたソフトウェアのスタンバイ中の自動更新、セーブデータのオンラインへの自動バックアップが可能となり、より円滑な利用が実現される)
なお、初期設定時の具体的手順に関してはPS4初期設定の流れの項を参考されたい。
ホーム画面の基本構造 †
次の3層となる。
- 機能エリア (コンテンツエリア(後述)より方向キーの上を押すことでアクセス可能なセクション。お知らせ、フレンド情報、本体設定、電源オプションなどが並ぶ 罰ボタン、あるいはカーソルキー下を押す事でコンテンツエリア(後述)へ移動可能)
- コンテンツエリア (カーソル初期位置) 左端から2つ右へ移動した所が最も最近プレイしたタイトルとなる。右へ移動するほどに、過去にプレイしたタイトルとなる。
- コンテンツインフォメーションエリア (現在コンテンツエリアで選択中のソフトに関する詳細情報が表示される領域であり、目的のソフトをコンテンツエリアで左右キーを押して選択後、下キーを押すことでアクセス可能。場合によりここでBGMが変化するため、起動しようとするソフトウェアの特定に役立つ場合がある*1 方向キー上、もしくは罰ボタンでコンテンツエリアへ戻ることが可能)
コンテンツエリアでのOPTIONボタン入力で表示されるメニューについて †
現在カーソルの当たっているアプリケーションについて行う操作を選択するメニューとなる。
方向キー上下で移動、上下で突き当たり、カーソル移動音有りの仕様となる。メニュー内容は以下の通り。
- アプリケーションを終了する(アプリケーションが起動中である場合のみ表示)
- セーブデータをアップロード/ダウンロードする
- フォルダーに追加する(システムソフトウェア4.50より実装予定)
- アップデートを確認する
- 健康のためのご注意
- 知的財産の表記
- 削除
- 情報
「削除」を選んだ場合、確認ダイアログが表示される。他のダイアログに共通し、左が削除中止、右側が削除実行の動作となる。
SENへのサインインに関して †
機能エリアの右から3つ目がトロフィー同機であるが、ここを開くことで未ログイン状態であればIDやパスワードの入力が求められる。
上から順にID、パスワード、ログインとなっており、それぞれで丸ボタンを押すことで入力モードとなり、実際の入力はUSBキーボードを利用可能。
ログインが成功することでログイン完了を示すポップアップ通知が表示され、SEでもその旨通知される。
アプリケーションの自動ダウンロードに関して †
PCやスマートフォンでアクセス可能なSENオンラインストアよりダウンロードリクエストを送ることでPS4へのゲームソフトやアプリケーションのダウンロードが可能である。
その際、PS4を手持ちアカウントへ登録すること、PS4システムソフトウェアを最新にすることが必要となるため注意したい。
PS Plusへ入会することでスタンバイ中もダウンロード処理を継続可能となる。
ダウンロードの開始と終了は画面右上に通知として表示され、効果音でも通知の表示を把握可能となる。即ちPCやスマートフォンよりダウンロードリクエストを送信後1分以上経過しても通知音が出力されない場合、何らかの不具合が生じていることを特定することが可能となる。
ダウンロード中のゲームタイトルのアイコンで丸ボタンを押した場合、残り時間などダウンロードの進捗状況が表示される。ダウンロード終了後に同アイコンで丸ボタンを押した場合は選択中タイトルが起動する動作となる。
ホーム画面でホームボタンを長押しした際のメニューに関して †
階層構造となる。まず1層目のメニューを開くことで2層目が出現し、罰ボタン、もしくは方向キー左で戻り、丸ボタンもしくは方向キー右で中へ入る操作を基本とする。
そのうえで、実行項目や設定内容そのものにフォーカスがある状態で丸ボタンを押すことによって該当項目が実行される。
また、このメニューは任意のカスタマイズが可能。
ここでは参考として、本体システムソフトウェアVer4.50における該当メニューの内容について順に掲載する。
- アプリケーションを終了する (何らかのアプリケーションが起動中のみ出現)
- サウンドと周辺機器
- オンラインのフレンド
- 電源
- ミュージック
- オンラインステータス
- カスタマイズ
アプリケーションの終了 †
終了可能なアプリケーションが表示されるため、終了させたいアプリケーションで丸ボタンを押し選択状態とする。
そのうえで画面右下端の終了ボタンを実行することで実際の処理が行われる。
サウンドと周辺機器 †
- 音量コントロール(コントローラーのスピーカー)
- 音量コントロール(ヘッドホン)
- ヘッドホンの出力
- PlayStation? Cameraのマイクを消音する
- マイクレベルを調整する
- DUAL-SHOCK4のライトバーの明るさ
- コントローラーの電源を切るまでの時間を設定する
- 機器の電源を切る
音量コントロール(コントローラーのスピーカー) †
左右で調整、丸ボタンで決定。
本体設定へのアクセス †
- ホーム画面を表示
- カーソルキー上を押して機能エリアへ移動 *2
- 右端から一つ左の項目を開く (ここが設定メニューの内容となる)
本体設定メニュー操作時全般の留意点 †
チェックボックスのOn/Offを行う場合、音で判定できないので、操作には注意されたい。
本体設定メニューの詳細 †
下記の通り。PS4ユーザーズガイドの「設定」の内容も合わせて参照されたい。なお、下記リンクは当該項目の内容を示すPS4ユーザーズガイドを直接表示するものである。
- ユーザーズガイド
- データの取り扱いについて/健康のためのご注意
- アクセシビリティ
- PlayStation?Network/アカウント管理 (カーソル初期位置)
- ネットワーク:?
- お知らせ
- ユーザー
- ペアレンタルコントロール:?
- アプリケーションセーブデータ管理
- 本体ストレージ管理
- システムソフトウェアアップデート
- サウンドとスクリーン
- テーマ
- シェアとブロードキャスト:?
- PlayStation R App接続設定
- リモートプレイ接続設定:?
- ビデオ再生設定
- 周辺機器:?
- 日付と時刻
- 言語:?
- 省電力設定
- システム
- 初期化:?
PlayStation??Network/アカウント管理 †
- サインイン/サインアウト
- アカウント情報
- プライバシー設定
- 他のサービスと連携する
- いつも使うPS4として登録する
- ライセンスを修復する
ユーザー †
- ログイン設定 (本設定より「自動でPS4にログインする」のチェックボックスをOnとすることで、本体の起動、スタンバイからの復帰時に自動的にアカウントが選択されサインインを行う動作が実現できる。スタンバイからの再開の場合、直前までプレイしていたゲームのプレイ状況がそのまま復帰するため、大変便利が良い環境となる。)
- ユーザーを作成する:?
- ユーザーを削除する:?
サウンドとスクリーン †
- 映像出力設定
- スクリーンセーバーを始める
- 表示エリア設定
- 音声出力設定
- システムのミュージック
- 操作音 (初期値 チェックあり チェックを外すことでカーソル移動音含む操作音が消えるため、視力を補う手段の一つが利用不能となる結果となるため、操作には注意されたい。万が一Offとした場合はそのまま再度丸ボタンを押す事でチェックをありとし、効果音の復活が可能)
省電力設定 †
- PS4の電源を切るまでの時間を設定する
- スタンバイモード中の機能を設定する
- コントローラーの電源を切るまでの時間を設定する
システム †
- システム情報
- 自動ダウンロード
- 声で操作するための設定
- ホーム画面のコンテンツの数を制限する (初期値チェックあり) (初期値 チェックあり チェックなしとすることでコンテンツエリアで方向キー左右のみで全てのコンテンツへアクセス可能となり、階層構造の把握を必要とする場面が1つ減ることでインストール済みアプリケーションの把握が容易となる。結果、視力の代用となる)
- HDMI機器リンクを有効にする
- HDCPを有効にする
- ブーストモード (PS4 Proのみに表示) (初期値チェックなし 丸ボタンを一度推すことでチェックありとなり、ブーストモードが有効となる)
- 自動でシステムソフトウェアの問題を報告する
- バックアップ/復元
- 別のPS4からデータを移行する
- エラー履歴
- 知的財産の表記
- 使用許諾契約
アプリケーションセーブデータ管理 †
- 本体ストレージのセーブデータ
- オンラインストレージのセーブデータ
- USBストレージ機器のセーブデータ
- 自動アップロード
本体ストレージのセーブデータ †
- オンラインストレージにアップロードする
- USBストレージ機器にコピーする
- 削除
USBストレージ機器にコピーする †
初回利用時、別PS4での利用時にはシステムソフトウェアを更新する必要がある旨通知される。OKを押す。
縦一列にセーブデータが並び、上ほど新しく更新されたデータとなる。
丸ボタンでセーブデータ選択後、縦2列のメニューが表示。
左がデータ内容、右が上から順に
- 全て選択
- 全て解除
- コピー
となる。
コピーを選ぶと自動的にコピーが開始される。
コピー終了後は
本体ストレージのセーブデータ
へ戻る
USBストレージのセーブデータ †
- 本体ストレージにコピーする
- 削除
本体ストレージにコピーする †
縦一列にセーブデータ一覧が表示され、丸ボタンで開く。
セーブデータ選択後、縦2列のメニューが表示。
左がデータ内容、右が上から順に
- 全て選択
- 全て解除
- コピー
となる。
コピーを選ぶと自動的にコピーが開始される。
コピー終了後は
USBストレージのセーブデータ
へ戻る
参考:異なるPS4でUSBメモリーへ保存したセーブデータを利用する方法 †
バックアップ元と異なるPS4でUSBメモリーに保存されたセーブデータを利用する場合、そのPS4で自身のSENオンラインアカウントへログインすることでセーブデータのコピーが可能となり、USBメモリーに保存したセーブデータの利用が可能となる。
情報引用元・参考リンク †
- PlayStationR4 ユーザーズガイド
- PlayStationR4 システムソフトウェア アップデート | プレイステーションR オフィシャルサイト
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