#author("2020-12-31T14:57:51+09:00","","")
*クネクネ立体パズル [#p8694fd3]
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|~ジャンル|回転式立体形成パズル|
|~ハード|ポータブルゲーム|
|~メーカー|ダイソー|
|~プレイ人数|1人|
|~発売時期|原作は1981年|
|~対象年齢|全年齢|
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#contents
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**概要 [#y80d84b7]

24個の直角二等辺三角柱がつながれた本体を自由に変形させ、様々な造形を楽しむパズルで、数学的、幾何学的感覚や想像力を養うことができる。

色の概念はまったくないため、触覚のみにより自由にパズルを楽しめる貴重な製品である。

この製品の原作は、ルービックキューブのバリエーションモデルとして1981年にツクダオリジナル(現[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]])より発売された、「ルービックスネーク」であり、登場当時は「スネークキューブ」としてテレビコマーシャルでも紹介されていた。

「ルービックスネーク」はすでに廃盤となっておりネットでしか買うことができないが、近年、これをやや小型軽量化した本製品が、100円ショップを展開する「ダイソー」により発売されるようになり、系列店舗にて「100円おもちゃ」の1つとして販売されている。

**遊び方 [#ke915eb1]

本体を構成する三角柱は、直角を挟む2つの面が軸となり、360度回転させることができる。

底面が上下交互になるように並べると、トラス構造((鉄道の鉄橋として用いられることがある))のような形状の1本の長いバーになり、これを基本形とする。

本体両端パーツ以外の露出面は、長方形をした底面と三角形をした側面のみとなるので、この面の繋げ方により、本体を折り曲げたり伸ばしたりすることができる。

側面の三角形の直角を挟む2辺は、長方形の底面の短い辺と同じ長さである。

これらのことを踏まえ、隣接パーツとの組み合わせによって生じる変形パターンの理解を元に、想像力を生かし、「ボール」・「家」・「ヘリコプター」など様々な造形を楽しむことができる。

**注意事項 [#x5f9b3be]

「クネクネ立体パズル」は、原作の「ルービックスネーク」とは内部構造が大きく異なり、1本の軸糸だけで24ブロックが繋がれている。造形の過程で無理な力を加えると、軸糸が曲がって形が作れなくなったり、軸糸そのものが切れて本体分解に至ることもあるので、十分注意されたい。

**ルービックスネークと共通項目 [#w138f595]
***レシピ [#u4d8674f]

ルービックスネークには、作例の完成図も同梱されていたが、ネットには画像のほかテキストベースで表現された「レシピ」も存在する。

ルービックスネークを一直線にした状態をスタートとする。

レシピの表記法は、
+三角形の面を横から見る状態で、下側の三角形を左から順に1~12の番号を振る。
+三角形の左斜面をL、右斜面をRとする。(1(左端)のLはプリズムがない向きとする。)
+続く数字は回転位置を示す。
++位置1は隣接しているブロックを手前側に90°回転させる。
++位置2は隣接しているブロックを180°回転させる。
++位置3は隣接しているブロックを奥側に90°回転させる。

の繰り返しとなっている(([[英語版Wikipediaの記事:https://en.wikipedia.org/wiki/Rubik%27s_Snake]]による。))。

|~例|~レシピ|
|~猫|9R2-9L2-8L2-7R2-6R2-6L2-5L3-4L2-3R2-2R2-2L2|
|~Three Peaks|6R1-6L3-5R2-5L3-4R2-4L1-1R1-3L3-3R2-7L2-7R3-8L1-8R2-9L1-9R2-10L3-12R3-11L1-10R2|
|~ボール|1R1-2L3-2R3-3L3-4L1-3R3-4R1-5L1-6L3-5R1-6R3-7L1-8L3-7R1-8R3-9L3-10L1-10R1-11L1-9R3-12L3-12R3-11R1|


***スマートフォン用スタンドを作ってみよう [#k606bbfb]

初稿筆者が考案したスマホ用スタンドの作り方を紹介する。
iPhone8程度の大きさのスマホであれば、縦向きにも横向きにも置くことができ、安定感が非常に良いので、ぜひ活用されたい。
なお、iPhone11や12の大型画面タイプではテストしていないが、原作メガハウス版であればこれらのスマホも置けると思われる。 

>2L3-3R1-4L2-4R3-6L3-6R2-7L1-8R3-9R3-11L2-11R2


***ルービックスネーク出荷時の形状の作り方 [#p1ca93ab]

原作の「ルービックスネーク」は、出荷時にボールのような形状にして梱包されていた。
「クネクネ立体パズル」でも、この形状にすると、直径5.5cmほどの大きさの球体となり、内部の空洞もほとんどなく安定するので、持ち運ぶにも便利である。
なお、説明中「{}」で囲った工程を実行すると、三角形の底辺同士が接合して、正方形面が出来上がるので、手掛かりとされたい。

>1R3-2L1-2R3-3L1-3R1-4L3-4R1-5R3-{5L3}-6L1-6R3-7R1-{7L1}-8L3-8R1-9R3-{9R3}-10L1-{10R3}-11R1-{11L1}-12L1-{12R3}

なお、後半になるにつれてパーツ同士がぶつかり合うことがあるので、角度を広げるなどして調整しながら合わせていく。

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**コメントフォーム [#t51e68ab]
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**投票フォーム [#abd0355b]
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