#author("2016-09-20T16:27:11+09:00","","") *俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブルが続くわけがない [#r0d10203] ---- |ジャンル|恋愛奮闘Liveアドベンチャー| |対応機種|[[PS Vita / Vita TV>PS Vita#body]] / [[PSP>PSP#body]]| |開発|[[ガイズウェア:http://www.guyzware.jp/products.php]]| |販売|バンダイナムコエンターテインメント| |価格|2,880円(ダウンロード版)| |ダウンロード版入手先|[[PlayStation Store:https://store.playstation.com/#!/ja-jp/%e3%82%b2%e3%83%bc%e3%83%a0/%e4%bf%ba%e3%81%ae%e5%a6%b9%e3%81%8c%e3%81%93%e3%82%93%e3%81%aa%e3%81%ab%e5%8f%af%e6%84%9b%e3%81%84%e3%82%8f%e3%81%91%e3%81%8c%e3%81%aa%e3%81%84-%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%96%e3%83%ab%e3%81%8c%e7%b6%9a%e3%81%8f%e3%82%8f%e3%81%91%e3%81%8c%e3%81%aa%e3%81%84-psp-the-best/cid=JP0700-NPJH50568_00-SET0000000000000]]| ---- #contents ---- **概要 [#m59a47f7] ライトノベル『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』を原作とするアドベンチャーゲームである。 本作はUMD版、ダウンロード版共にディスク2枚組として発売された((PSPダウンロード版やPS Vitaでプレイする場合、2枚のディスクそれぞれが別アプリケーションとしてシステムへダウンロードされる))のであるが、本作DISC1は主人公ボイスに加え、主人公のモノローグ、地の文がフルボイス仕様であること、システムサウンドの充実、原作やアニメ版を未体験で接する場合にあっても問題ないよう書かれたシナリオにより、視覚障害の有無に関わらず、あるいは本作のプレイ経験の有無にかかわらずプレイの可能な作品としてリリースされたタイトルである。 そして、本作のDISC2によりプレイ可能である続編についても主人公ボイスは全て実装されているため、こちらも視力を用いず問題なくプレイ可能なシステムが構築されている。 下記ではゲーム部分の詳細、ならびに視力を用いずプレイするに際して活用の可能である情報を詳述する。 ---- **タイトル画面 (DISC1) [#h7f0ffa4] 上下左右移動、循環あり、カーソル移動音あり、配置は以下の通り。 ---- |[[データ連動>#rendou]]|はじめから(カーソル初期位置)|つづきから| |おまけ|[[オプション>#option]]|インストール| ---- ***オプション [#option] 上下循環あり、項目は以下の通り。 +メッセージスピード 端で突き当たる 右ほど速い +メッセージボックス透過 +メッセージスキップ 全て 既読のみ(カーソル初期位置 左右循環あり) +Rボタンスキップ 全て 既読のみ(カーソル初期位置) OFF +既読メッセージ表示 する しない +既読O.R.E緊急回避表示 する しない +音量設定 BGM 左右移動 +音量設定 SE +音量設定 ボイス +オートクイックセーブ する しない +2SHOT段幕 あり なし (初期値なし) +2SHOTヒント あり なし (初期値なし) ((2SHOT会話の成否判定を画面表示とシステムSEにより把握可能とする機能。自身での試行錯誤を楽しむ場合は「なし」を、物語としての政界ルートを目的とする場合は「あり」を推奨)) ---- 設定の確定、反映は丸ボタン ---- **ゲーム中操作 [#mce2d4c0] +丸ボタンの短押し = 手動でメッセージを先へ進める +丸ボタンの長押し = オートモード On +三角ボタン = バックログ +Rボタン = 既読スキップ +スタートボタン = [[メニュー>#menu]]表示 ---- ***ゲーム中メニュー [#menu] ゲーム中スタートボタンにより表示可能。上下移動循環あり、内容は以下の通り。 ---- +セーブ (カーソル初期位置) +ロード +クイックセーブ +クイックロード +[[オプション>#option]] +終了 ---- **本作独自の選択分岐システム [#j1ed7873] ***ORDER RECORD EFFECT(O.R.E) [#j324bbda] 本作独自の分岐システムで、劇中に入手したキーワードをストックし、ゲーム中に特定のタイミングでそれを利用するかどうかを選ぶものである。 キーワードの入手、キーワードが使用可能となるタイミングの双方、システムサウンドにより把握可能である。 1度利用するとそのキーワードは以後利用不能となるのであるが、ある場面で敢えて使わなかったキーワードが後々物語の問題を解決する手がかりになることもあるため、システムが出現しても敢えて実行しないことも含めた試行錯誤を楽しむといったゲーム性が、本システムにより生じている。 物語序盤、フルボイスで演出されるモノローグの一部としてチュートリアルが挿入されるため、自然にシステムの利用方法把握が可能となることを付記する。 具体的な選択方法は次の通り。 +システムの画面内へのポップアップを効果音により確認 +方向キーの左 もしくは右を押すことでキーワードへフォーカス ((出現するキーワードが1つである場合、カーソルキー右は反応しない場合あり、かつここで方向キーの左右を押さずに物語を読み進めることで、手元へキーワードを保持した状態を継続した展開をプレイ可能)) +キーワードを選んだ状態で四角ボタン (これにより選択中キーワードを利用したこととなり物語が続行される) セーブ、ロードでの変化の確認と合わせ、ここの試行錯誤が本作のゲーム性を成す要素として実装されている。 ---- ***2SHOT会話 [#jf61ff29] 本作独自の分岐システムで、リアルタイムに進行する会話の最中に生じるつっこみタイミング(システムサウンドにより確認可能)の間に四角ボタンを押す事でつっこみを行い、それが分岐となるもの。敢えて「つっこまない」ことで、時として「相手の話を最後まで聞く」こととなる場合もあり、適宜判断を行いながらプレイするものとなる。 物語序盤にフルボイスのチュートリアルが実装されているため、余裕を持ってシステムへ慣れることが可能なよう構造されている。 ---- **データ連動 [#rendou] 前作からのデータ引き継ぎ。 +左右移動で「はい」を選択、循環あり、カーソル初期位置「いいえ」 +セーブデータの上書き確認で「はい」を選択 (カーソル初期位置「いいえ」) +しばらく待つ +丸ボタン2回で保存完了 ---- **総評 [#u097ad2b] 16年9月現在にあっても主人公にボイスの実装されていないアドベンチャーゲームの新作が散見される中、本作のように主人公、更にはそのモノローグ、地の文に至るまでフルボイスである仕様は大変稀少であり、珍しいものである。 本作のDISC1は、以前に「」として単体発売されていたのであるが、その時点ではモノローグ、地の文が一部のみの実装であったため、アッパーバージョンとして発売された本作の追加要素の一つとしてこのフルボイス演出が実現されたことがなお興味深い。 上記の通り選択分岐のシステムが独特であるため、その把握により視力を用いずプレイやクリアの可能である本作は、大変にユニバーサルデザインなゲームであると言える。 ---- **関連リンク [#j266dcd0] -[[週刊 俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブルが続くわけがない - 電撃オンライン:http://dengekionline.com/sp/oreimo/psp2/]] -[[『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル』特集ページ - 電撃オンライン:http://dengekionline.com/sp/oreimo/psp/]] -[[俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル | 良藝館:http://www.eonet.ne.jp/~akiraworld0719/g14.html#main]] ---- **コメントフォーム [#ue26fdba] #pcomment ---- **投票フォーム [#qfc5f8f9] #vote(遊びたくなった,遊んだ,ゲーム中ゲームの「シスカリ」が発売されたらやってみたくなった,原作小説へ興味がわいた,アニメ版に興味がわいた) ----