#author("2018-06-20T23:47:40+09:00","","") *アバロン [#u167c947] ---- メーカー、アバロン社(フランス) ジャンル、ブレイン系ボードゲーム プレイ人数、二人 ---- #contents ---- *概要 [#p81f73e6] ---- アバロンは、フランス人のミッシェル・ラル(Michel Lalet)とローラン・レヴィ(Laurent Levi)によって考案されたゲームで、ガラス玉(マーブル)と、61の穴の空いた六角形のボードを使って遊ぶ。 自プレーヤーのマーブルで1直線の列を作り、相手マーブルを盤外(ボードの縁側にある溝)に押し出すことを目的とすることから、「玉の押し相撲」とも呼ばれている。 ---- *遊び方 [#ma085e87] ---- +ボードの端に、お互い対面になるように、14この自分のマーブルを置く。初期配置は、手前列から、5個、6個、3個で、3列目両端の2個ずつの穴は、空升となる。これは、収納時の配列と同じなので、参照されたい。 +黒のプレーヤーが先手となり、任意のマーブルを、隣接した六つの升の内、好きな方向に移動させる。この時、2・3個の1直線に繋がったマーブルを、列単位で縦横に同時に動かすこともできる。その場合は、全てのマーブルを同じ方向に直線または平行移動させなければならない。なお、マーブルの数が4個以上の列を1度に動かしてはならないが、4個以上の場合、3個までを分離して移動させるることは反則とはならない。 +自分のマーブルが相手マーブルと隣接している場合、自分のマーブルが相手よりも多い数の列を形成している場合、自分の移動とともに、相手のマーブルを、列ごと自分の進行方向に一升ずつ押すことができる。ただし、押される側の後ろに、空升か盤外がなければならない。 押された側のマーブルの移動先が盤外にかかってしまう場合、そのマーブルを失うこととなる。 +どちらかのプレーヤーがマーブルを6個失った時点でゲームオーバー、ライフの残っているプレーヤーの勝ちとなる。 ---- *視覚補助情報 [#bff2464e] ---- どちらかの色のマーブルにテープなどを巻きつけることで、色判別の代用となる。 ---- *注意点 [#f149dff3] ---- +1. ガラス玉を使用するため、玉の落下には十分注意すること。視覚障害者が参加する場合は、六角形の外箱内にボードをセットし、箱内でプレーされることをお勧めしたい。 +2. 玉表面がデリケートなため、玉同市でこすれ合うだけでも傷がつくことがある。ゲームをしない時は、必ず収納トレイのカップ内に1個ずつ収納し、強い衝撃を与えないように注意されたい。 +3. 玉を、本ゲームの目的以外で極力使用しないこと。特に、子供の遊び道具として絶対に使用させないこと。 ----