#author("2020-04-30T09:32:08+09:00","","") *クネクネ立体パズル [#p8694fd3] ---- |~ジャンル|回転式立体形成パズル| |~ハード|ポータブルゲーム| |~メーカー|ダイソー| |~プレイ人数|1人| |~発売時期|原作は1981年| |~対象年齢|全年齢| ---- #contents ---- **概要 [#y80d84b7] 24個の直角二等辺三角柱がつながれた本体を自由に変形させ、様々な造形を楽しむパズルで、数学的、幾何学的感覚や想像力を養うことができる。 色の概念はまったくないため、触覚のみにより自由にパズルを楽しめる貴重な製品である。 この製品の原作は、ルービックキューブのバリエーションモデルとして1981年にツクダオリジナル(現[[メガハウス:https://www.megahouse.co.jp/]])より発売された、「ルービックスネーク」であり、登場当時は「スネークキューブ」としてテレビコマーシャルでも紹介されていた。 近年、「ルービックスネーク」をやや小型軽量化した本製品が、100円ショップを展開する「ダイソー」により発売されるようになり、全国の系列店舗にて「100円おもちゃ」の1つとして販売されている。 **遊び方 [#ke915eb1] 本体を構成する三角柱は、直角を挟む2つの面が軸となり、360度回転させることができる。 底面が上下交互になるように並べると、トラス構造((鉄道の鉄橋として用いられることがある))のような形状の1本の長いバーになり、これを基本形とする。 本体両端パーツ以外の露出面は、長方形をした底面と三角形をした側面のみとなるので、この面の繋げ方により、本体を折り曲げたり伸ばしたりすることができる。 側面の三角形の直角を挟む2辺は、長方形の底面の短い辺と同じ長さである。 これらのことを踏まえ、隣接パーツとの組み合わせによって生じる変形パターンの理解を元に、想像力を生かし、「ボール」・「家」・「ヘリコプター」など様々な造形を楽しむことができる。 **レシピ [#u4d8674f] ルービックスネークには、作例の完成図も同梱されていたが、ネットには画像のほかテキストベースで表現された「レシピ」も存在する。 ルービックスネークを一直線にした状態をスタートとする。 レシピの表記法は、 +三角形の面を横から見る状態で、下側の三角形を左から順に1~12の番号を振る。 +三角形の左斜面をL、右斜面をRとする。(1(左端)のLはプリズムがない向きとする。) +続く数字は回転位置を示す。 ++位置1は隣接しているブロックを手前側に回転させる。 ++位置2は隣接しているブロックを90°回転させる。 ++位置3は隣接しているブロックを奥側に回転させる。 の繰り返しとなっている(([[英語版Wikipediaの記事:https://en.wikipedia.org/wiki/Rubik%27s_Snake]]による。))。 |~例|~レシピ| |~猫|9R2-9L2-8L2-7R2-6R2-6L2-5L3-4L2-3R2-2R2-2L2| |~Three Peaks|6R1-6L3-5R2-5L3-4R2-4L1-1R1-3L3-3R2-7L2-7R3-8L1-8R2-9L1-9R2-10L3-12R3-11L1-10R2| |~ボール|1R1-2L3-2R3-3L3-4L1-3R3-4R1-5L1-6L3-5R1-6R3-7L1-8L3-7R1-8R3-9L3-10L1-10R1-11L1-9R3-12L3-12R3-11R1| **ボールの作り方 [#p1ca93ab] 原作の「ルービックスネーク」は、出荷時にボールのような形状にして梱包されていた。 この造形方法を紹介する。 「クネクネ立体パズル」でも、この形状にすると、鶏卵ほどの大きさの球体となり、内部の空洞もほとんどなく安定するので、持ち運ぶにも便利である。 なお、説明中「{}」で囲った工程を実行すると、三角形の底辺同士が接合して、正方形面が出来上がるので、手掛かりとされたい。 1R3-2L1-2R3-3L1-3R1-4L3-4R1-5R3-{5L3}-6L1-6R3-7R1-{7L1}-8L3-8R1-9R3-{9R3}-10L1-{10R3}-11R1-{11L1}-12L1-{12R3} なお、後半になるにつれてパーツ同士がぶつかり合うことがあるので、角度を広げるなどして調整しながら合わせていく。 ---- **コメントフォーム [#t51e68ab] #pcomment ---- **投票フォーム [#abd0355b] #vote(遊びたくなった,遊べた) ----