#author("2016-10-07T18:58:39+09:00","","") *ゲームロボット九 [#qdeedc59] ---- |メーカー|タカトクトイス| |ジャンル|ブレインゲーム| |ハード|本体内蔵電子ゲーム| |発売時期|1980年初頭| ---- #contents ---- **概要 [#q9d164e3] ゲームロボット九は、1980年にタカトクトイスによって発売された、ブレイン系電子ゲームである。1台1ゲームというのが当たり前だったこの時代にあって、「1台で9種類」のゲームで楽しめるということ、またそれまでの電子ゲームにはなかった、ボタンの光の動きから、様々なものを創造するという手法の斬新さも重なって、1980年前半に大ヒットを飛ばした。 その後も、さまざまなメーカーから類似のゲーム機がたびたび発売され、特に2005年に、点じビンゴカードでおなじみの「ハナヤマ」によって、「ゲームロボット」の復刻版となる「ゲームロボット21」が発売され、2014年までに5機種が製造されている。 原作の「ゲームロボット九」では、視覚に頼らずに遊べるゲームが6種類含まれていたが、2013年にハナヤマから発売された「ゲームロボット50」で採用された数字ガイダンス音によって、原作に含まれるほぼすべてのゲームを、視力に頼らず遊べるようになった。 本稿では、原作をゲットされた方のために、簡単にその使い方を記しておく。 ただし、35年以上前の記憶を元に執筆するために、誤りの記述があったら訂正をお願いします。 ---- **本体形状と各部の使い方。 [#c0226f09] 本体は、大きな電卓のような形をしており、横長に出っ張っている部分を奥にして置く。この出っ張った部分のてっぺんに、スピーカーがある。 奥の出っ張りよりも手前側が、操作パネルとなる。 操作パネルには、四角い大きなぼたんが、縦3、横3の9個並んでいる。これが、プレイボタン(数字ボタン)で、ランプが点滅する仕組みになっている。 数字の配列は、現在ハナヤマが採用している電話方式ではなく、9ボタンをちゅうしんに置き、他のボタンは、左上の1ボタンを起点に、8ボタンまで時計回りに1回転するような並びとなっている。 1ボタンから順に、「ドレミファ」の音階が割り当てられており、9ボタンは高い「レ」となる。ゲームによっては、光と同時にこの音階音が再生される仕組みになっており、視覚に頼らずに遊ぶことができる。 プレイボタン左下の7ボタンより手前にスライド式の電源スイッチがあり、右にスライドすると、音階音とともにすべてのプレイボタンが順に光、ゲームが軌道する。 電源スイッチの右側から、丸いくぼみのある小さなボタンが三つ並んでいるのは、左から、「スタートボタン」、「セレクトボタン」、「ロボットボタン」である。 プレイボタン右列(3 4 5ボタン)の右わきに縦3列に並んでいるくぼみのある小さなボタンは、ゲーム2「作曲をしよう」専用のボタンで、上から、「連続再生ボタン」、「1拍休みボタン」、「8部音符ボタン」である。 電池蓋は、本体表面の出っ張りの裏側にある。使用する電池は、単2乾電池2本と、9ボルトの角型電池1本である。 ---- **内蔵ゲーム一覧。 [#f7749338] 以下に、内蔵されたゲームの一覧を記す。なお、ゲーム8の野球ゲーム、ゲーム9の「電子ルーレット」以外は、現在発売されているゲームロボットの中で採用され、ゲーム名が変更されたものについては、それも記しておく。詳しい遊び方は、「ゲームロボット50」のレビューに記した関連リンクより、音声マニュアルをダウンロードして活用していただきたい。なお、ゲームロボット九のゲーム5、「ノックアウトインベーダー」とゲーム7、「ピコピコモグラをやっつけろ」については、視覚なしでは遊ぶことはできない。 1.電子オルガンを弾こう(演奏にトライ)、 2.作曲しよう(作曲にトライ)、 3.光と音を追いかけろ(光と音を追え)、 4.三つの暗号を探せ(三つの宝探し)、 5.ノックアウトインベーダー(がんばれゴールキーパー)、 6.潜水艦を見つけよう(潜水艦を見つけろ)、 7.ピコピコもぐらをやっつけろ、 8.野球ゲーム、 9.電子ルーレット。 ---- **操作の流れ [#n78ef16d] 1.電源を入れる。 2.セレクトボタンを長押しし、遊びたいゲーム番号のボタンのランプが音階音とともに点灯したところで離す。 3.スタートボタンでゲーム開始。 ---- **コメントフォーム [#bc515183] #pcomment ---- **投票フォーム [#h380b4a4] #vote(遊びたくなった,遊べた) ---- [[FrontPage]]