#author("2016-10-22T08:08:57+09:00","","")
#author("2016-10-23T09:39:16+09:00","","")
*Simon Air(サイモンエアー)  [#e0b23f77]
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|メーカー|Hasbro|
|国内での発売元:タカラトミー|
|ハード|本体内蔵電子ゲーム|
|ジャンル|メモリーアクションゲーム |
|発売時期:2016年||
|定価 3500円(税抜き)|
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#contents
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**概要 [#x6dad5e8]
1978年にアメリカで発売され、その後の電子記憶力ゲームの象徴となった「Simon」の進化版として、2016年に発売された。同年10月二〇日、タカラトミーによって、全国のおもちゃ店で販売が開始された。

Simonは、4つの光るボタンに割り当てられた、異なった音程のブザー音と、光の色を記憶し、出題通りの順に基づいて、ボタンを操作する。

正解すると、次の問題では、前回の問題に光るボタンが一つ増えた問題が出題され、徐々に記憶量が増えていく。

「Simon Air」は、光るボタンがタッチフリーに進化し、ランプの位置に手をかざすことで、操作していく。
また、かざすだけでなく、全部で7種類の動作があり、それらの記憶も求められる。
一見すると、視覚障碍者には難しいゲームのように思われるかもしれないが、全盲の筆者自ら体験して、全く問題なくプレイができたので、ここに紹介することとした。
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**本体の形状 [#b4c40985]

-本体は、翅のない扇風機のような形をしており、立てかけてプレイする。
-本体は、羽のない扇風機のような形をしており、立てかけてプレイする。

なお、ゴム足が付いていないので、マウスパッドなど、滑り止めとなるものを用意するとよい。

本体の下部中央に、ボタンやスイッチなどが付いている部分が手前に来るように置く。

本体上部のドーナツ状の部分と、その穴の下部分に、上向きに盛り上がっている部分が、タッチセンサー付のライトである。

-色の配置は以下の通り。

 ドーナツ部分の穴の下に出っ張ってるのが、青(音程は、低いソ)である。なお、このパッドがホームパッドとなり、ゲームスタートボタンの役割も兼ね備えている。

ドーナツ部分のてっぺんが緑(音程は高いソ)、

ドーナツ部分の左側面が黄色(音程は、ド)、

そして、ドーナツ部分の右側面が赤(音程は、ミ)、となっている。

ドーナツ部分の下、手前に、小さな丸いボタンがあり、電源オン、ボリューム調整、ハイスコアー確認の機能を持つ。1度押すと、短いジングルが鳴って電源が入る。電源オン時、このボタンを押すたびに、ボリュームが切り替わる。また、このボタンを長押しすると、今選ばれているモードのハイスコアを音で確認できる。15秒操作しないで置くと、自動的に電源が切れる。

電源ボタンの下にある、横に3段階スライドするスイッチは、モード選択スイッチで、左から「シングルモード」、「ダブルスモード」、「クラシックモード」となる。

モード切り替えスイッチのちょうど裏側に、リセットスイッチがあり、DSタッチペンのようなとがったもので押し込むと、ハイスコアデータがリセットされる。

電池ボックスは、本体左側の足にあり、これを開けるために、太いサイズのプラスドライバーが必要である。ドライバーサイズが、他のゲーム玩具とは異なるので、注意されたい。なお、使う電池は、単3アルカリが3本である。
電池ボックスは、本体左側の足底にあり、これを開けるために、太いサイズのプラスドライバーが必要である。ドライバーサイズが、他のゲーム玩具とは異なるので、注意されたい。なお、使う電池は、単3アルカリが3本である。
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**ゲームモード [#l3e4e39a]

***1.シングルモード [#ndd80374]

一人用のレベル昇格モードで、16ステージの難易度がある。全ての一人用の動作を含んだ問題が出題される。間違えたり、光が消えないうちにライトに手を近づけると、ゲームオーバーとなる。ゲームオーバー後、2秒以内にゲームをスタートすると、失敗したステージから始められる。ただし、得点はリセットされる。
一人用のレベル昇格モードで、16の難易度のステージを順にクリアしていく。全ての一人用の動作を含んだ問題が出題される。間違えたり、光が消えないうちにライトに手を近づけると、ゲームオーバーとなる。ゲームオーバー後、2秒以内にゲームをスタートすると、失敗したステージから始められる。ただし、得点はリセットされる。2秒以上経過してからスタートした場合、次のスタートはステージ1からやり直しになる。クリアデータの保存はできない。

***2.ダブルスモード。 [#bdb0a3b8]

本体を挟んで二人で協力プレイを行うモードで、16のステージをクリアしていく。

***3.クラシックモード。 [#t6904de5]

シングル動作だけを使った、従来のサイモンモードで、最高100のボタンを記憶しなければならない。

ゲームを遊ぶ上での注意点:回答中、5秒間何も操作しないと、タイムオーバーとなり、ゲームが終了してしまう。
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***シングルプレイモードでの動作の種類 [#bef93ce1]
***シングルモードのアクション [#bef93ce1]

ゲーム中動作には、以下の6種類がある。
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***1.シングル。 [#v1390def]

光ったライトに手をかざす。この際、青のライトをタッチする場合は、ドーナツの穴に手を突っ込めばよい。それ以外のライトにタッチする場合は、ドーナツの外側から中心に向かって手を近づける。センサーがライトの中央にあるので、そこにうまく当てるように手を近づけないと、ミス判定にされてしまう。また、タッチ中に指を動かしたり、光が消えた後まで手を近づけていてもミス判定となる。一度タッチしたら、必ず手をライトから5センチ以上遠ざける必要がある。
光ったライトにタッチ(手をかざす)。この際、青のライトをタッチする場合は、ドーナツの穴に手を突っ込めばよい。それ以外のライトにタッチする場合は、ドーナツの外側から中心に向かって手を近づける。センサーがライトの中央にあるので、そこにうまく当てるように手を近づけないと、ミス判定にされてしまう。また、タッチ中に指を動かしたり、光が消えた後まで手を近づけていてもミス判定となる。一度タッチしたら、必ず手をライトから5センチ以上遠ざける必要がある。

**2.ダブル。 [#pf14c38e]

シングルモードのステージ2で初めて登場する。二つのライトが同時に光るので、ほぼ同時に手をかざす。
シングルモードのステージ2で初めて登場する。二つのライトが同時に光るので、ほぼ同時にタッチ。

***3A.スワープ [#p70fb789]
***3.スワープ [#p70fb789]

シングルモード、レベル3で初めて登場する。
動作には、、上側の三つのライトのみを使い、二つのライト間で手を動かす。この時、ライトから3センチ以上手が離れたり、終点となるライトのセンサー部分をオーバーランすると、ミス判定になる。
スワープ動作では、ライトに触れながらスワイプしても正解となる。
スワープアクションは、ライトに触れながらスワイプしても正解となる。

スワープ動作には、以下の四つのルートがあり、出題音も異なる。
スワープには、以下の四つのルートがあり、出題音も異なる。

-A 黄色→緑、出題音は高いソのオクターブに近く、高音がゆっくり上昇する。
-A 黄色→緑、出題音は高いソのオクターブに近く、高音の上昇する速度が遅い。

-B 赤→緑 高いソのオクターブに近く、高音が急速に上昇する。
-B 赤→緑 高いソのオクターブに近く、高音の上昇速度がやや早い。

-C 緑→赤 低いミの音のオクターブで、猫の鳴き声のようにも聴こえる。
-C 緑→赤 低いミのオクターブ音が最後に残り、猫の鳴き声のようにも聴こえる。

-D 緑→黄色 低いドのオクターブで、猫の鳴き声のようにも聴こえる。
-D 緑→黄色 低いドのオクターブ音が最後に残り、猫の鳴き声のようにも聴こえる。



***3B.ロングスワープ。 [#i4a66c4c]
***4.ダブルスワープ。 [#i4a66c4c]

この呼称は筆者独自が付けたものである。シングルモードのステージ5で初めて登場する動作で、これは、上三つのライト間でスワープ動作を行う。
シングルモードのステージ5で初めて登場するアクションで、これは、上三つのライト間でスワープ動作を行う。説明書では、緑のランプを境に左右の手を交換するように記されているが、これが難しい場合は、一本の手で行っても正解になる。

-パターン1 出題音の最後でミの音が残る場合は、時計回りに、黄色→緑→赤とスワープする。
-パターン1 出題音の音程がいったん上昇し、最後でミの音に落ちる場合は、時計回りに、黄色→緑→赤へとスワープする。

-パターン2 出題音の最後にドの音が残る場合、反時計回りに、赤→緑→黄色へとスワープする。
-パターン2 出題音の音程がいったん上昇し、最後でドの音に落ちる場合、反時計回りに、赤→緑→黄色へとスワープする。



***4.ダブルスワープ。 [#beb37adb]
***5.クロスフィード。 [#beb37adb]

レベル6以降で登場する、本ゲーム中で最も難しいアクション。上下三つのライト上を、左右の手で同時にスワープする。左右のタイミングがずれたり、オーバーランすると失格となるので注意。これにも、2通りのパターンと出題音がある。
シングルモードのステージ7以降で登場する、本ゲーム中で最も難しいアクションの一つ。上下三つのライト上を、左右の手で同時にスワープする。左右のタイミングがずれたり、オーバーランすると失格となるので注意。これにも、3通りのパターンと出題音がある。

-A左ダブルスワープ 出題音の最後でドの音が残る場合、左手で緑→黄色、右手で赤→緑へ、同時スワープ。
-A 出題音の最後で、高いソのオクターブ音が残る場合、左手は黄色、右手は赤からスタートし、双方とも緑へ向かってスワープする。

-B 右ダブルスワープ 出題音の最後でミの音が残る。左手で黄色→緑、右手で緑→赤へ同時スワープ。
-B 出題音の最後で低いドと高いソのオクターブ音が残る場合、左手で緑→黄色、右手で赤→緑へ、同時スワープ。

***5.クロスフィールド。 [#y37ed4f5]
-C 出題音の最後でソのオクターブ音が残る場合、左手で黄色→緑、右手で緑→赤へ同時スワープ。

ステージ6以降で登場する、本ゲームで最も難しいアクションの一つ。
出題音の最後で、高いソの音が残る。左手は黄色、右手は赤からスタートし、双方とも緑へスワープする。

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***ダブルスモード固有のアクション [#v14b6b83]

ダブルスモードでは、プレイヤー1が青と緑、プレイヤー2が黄色と赤を担当する。
以下の2種類の固有アクションがある。

***1.フォーハンド  [#l84f9f9e]

全てのライトが光るので、双方のプレイヤーが、双方の手を使って、同時にタッチする。タイミングがずれると、ミス判定となる。
四つ全てのライトが光るので、双方のプレイヤーが、双方の手を使って、同時にタッチする。タイミングがずれると、ミス判定となる。

***2.ホールド [#u892823d]

一人のプレイヤーが、二つのライトのダブルタッチをホールドした状態で、他方のプレイヤーが残る二つのライトにダブルタッチする。
一人のプレイヤーが、二つのライトのダブルタッチをホールドした状態で、他方のプレイヤーが、残る二つのライトにダブルタッチする。
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***サウンドのヒント。 [#d27a5077]

以下の3種類のスワープ音は、音程が上昇して、最後に高いソのオクターブ音が残る点で類似しており、混同しやすいため、見分け方のポイントを記しておく。

1.黄色→緑へのスワープ -- 高音の音程の変化。上昇が遅く、ソの音まで上がり切っていない点。

2.赤→緑へのスワープ -- 高音の音程の変化。上昇速度が速めで、ソの音がはっきり残る点。

3.クロスフィードA -- 低音と高音の音程の変化。ほぼ同じ曲線上で、ソの音程に向かって上昇する点。

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**関連動画 [#gb39c8ed]

[[光と音の記憶力ゲーム「サイモン エア」あそびかた - YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=RNXT9zvC02o]]

[[Simon Air - Official Tutorial - Hasbro Gaming - YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=WPKeFiXG9ww]]
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