#author("2021-11-20T07:55:28+09:00","","")
*ポケットモンスターブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール [#z943e442]

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|~ジャンル|[[RPG>RPG#body]]|
|~対応機種|[[ニンテンドー Switch>Nintendo Switch#body]]|
|~発売元|株式会社ポケモン|
|~販売|任天堂株式会社|
|~制作|ILCA|
|~発売日|2019年11月15日|
|~プレイ人数|1人|
|~バージョン|~希望小売価格|~ダウンロード版入手先|
|~ブリリアントダイヤモンド|6,578円|[[ブリリアントダイヤモンドダウンロード版(マイニンテンドーストア)>https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000039949.html]]|
|~シャイニングパール|6,578円|シャイニングパールダウンロード版(マイニンテンドーストア)>https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000039954.html]]|
|~ダブルパック|13,156円(税込)|*BD/SP両タイトルがセットになったパッケージ。パッケージ版のみの販売。|
|~その他|TVモード・テーブルモード・携帯モードに対応。Nintendo Switch Lite 対応。Nintendo Switch Proコントローラー使用可能。|
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-簡易アクセシビリティ情報
+ゲーム内テキストの音声対応無し。視覚情報に頼らず今作をプレイするためには、画像から文字情報を抽出するOCRアプリケーションの利用が必要。
+対応する効果音、ポケモンの鳴き声、ゲーム内の地形などをそれぞれ記憶することで、視覚情報に頼らないプレイが可能
+メニュー画面等の操作性は高く、カーソルキー押しっぱなしで端で突き当たる仕様が実装されている。また、メニューの表示やカテゴリ選択・項目選択などに全く異なる効果音が実装。
+ゲーム中のSEはステレオ対応。海の近くで波音が聞こえる等、環境音も充実。
+フィールド移動中は足音と環境音の変化、壁にぶつかったときの音などから移動状況を把握可能。
+主人公の移動にアナログパッドに加え方向キーを使用できる。
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//目次を作成します。
#contents

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**ゲームの概要 [#aeed6cea]
『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』は、2021年11月19日に発売されたポケットモンスターシリーズの1作。ジャンルは、RPG。

2006年にニンテンドーDS用ソフトとして発売された、『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』をリメイクした作品に当たる。当時の雰囲気を残したリメイクであり、ゲーム内のマップの広さやキャラクタの等身も当時の物が再現されている。

本稿では、主に視覚情報に頼らずゲームをプレイする場合に参考となりうる情報をまとめていく。
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**ストーリー [#rdd1471b]
この説は、ゲームの公式サイト[[ストーリー・舞台>https://www.pokemon.co.jp/ex/bdsp/ja/story/]]の各ページの一部を引用。より詳しい情報は公式サイトを確認いただきたい。

***ようこそ! ポケットモンスターの世界へ [#ga85ab55]
>「ポケットモンスター」(略して「ポケモン」)は、たくさんの謎を秘めた不思議な生き物。人間と仲良く暮らすものもいれば、海辺や洞窟、草むらなど、さまざまな場所に生息する野生のポケモンもいる。ただ、詳しい生態はまだわかっていないことが多いと言われているよ。
>キミは物語の主人公となって、シンオウ地方の各地をめぐる冒険に出かけるぞ。さまざまなポケモンを仲間にし、育てたり、時にはバトルしたりしながら、一人前のポケモントレーナーになろう!

***冒険の舞台はシンオウ地方 [#ma8487e1]
>舞台は、多くの神話が残る自然豊かな地、「シンオウ地方」。湖のほとりで見つけた、博士の落とし物のカバンをきっかけに、ポケモンたちとの物語が動き出す。
>さまざまな出会いと困難の先に、主人公を待ち受けるものとは? ポケモン図鑑の完成を目指し、シンオウ地方での冒険が始まる!

***ポケモン図鑑を完成させよう [#b8183612]
>主人公は、ポケモン研究の権威であるナナカマド博士から、ポケモン図鑑を託される。ポケモン図鑑は仲間にしたポケモンの情報を記録することができ、完成させるためには、たくさんのポケモンと出会う必要がある。シンオウ地方の各地に生息するさまざまなポケモンと出会うため、冒険に出かけよう!
>ポケモン図鑑には、冒険の中で出会ったポケモンや仲間にしたポケモンの情報が記録される。名前やタイプのほか、高さや重さ、どこに生息しているかなど、詳しく知ることができるぞ! ポケモンの意外な一面や驚きの生態を知ることができるかも?

***最高のポケモントレーナー「チャンピオン」を目指せ! [#va2fa7c0]
>シンオウ地方を巡る中で、街一番のポケモントレーナー「ジムリーダー」に、ポケモンバトルで挑戦することになる。「ジムリーダー」に勝利すると、その証としてジムバッジがもらえ、8つ全てのジムバッジを手に入れると、シンオウ地方で最高峰のポケモントレーナー「四天王」と「チャンピオン」の待つ「ポケモンリーグ」に挑戦することができるぞ。
>「ポケモンリーグ」を見事勝ち抜いて、最高のポケモントレーナー「チャンピオン」の称号を手に入れよう!

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**ゲームの目的 [#icb73ad8]

主人公であるキミの冒険は、シンオウ地方のフタバタウンから始まる。キミの目的は二つ。ポケモンと一緒にシンオウ地方をめぐり、様々なポケモンたちと出会い、仲間を増やしてポケモン図鑑を完成させること。そして、ポケモンバトルで強くなり、最高のトレーナー・チャンピオンになることである。

草むらなどで野生のポケモンに遭遇したり、ポケモンを育てているトレーナーと出会うと、ポケモンバトルが発生する。主人公は仲間にしたポケモンたちに「たたかう」、「バッグから道具の使用」、「ポケモンの交代」、「にげる」などのコマンドを使って指示を出し、バトルの勝利を目指す。野生のポケモンにモンスターボールを投げることで、そのポケモンを仲間にすることができる。バトルに勝つと、ポケモンたちは新しい技を覚えたり、新たな姿へ進化したりと成長していく。

冒険の中で、主人公はシンオウ地方の様々な神話に出会う。

**バージョンごとの違い [#u4c1a92e]
今作は、ブリリアントダイヤモンドとシャイニングパールという2つのバージョン展開となっている。

ブリリアントダイヤモンドのストーリーには、伝説のじかんポケモン「ディアルガ」が登場する。一方シャイニングパールのストーリーには、伝説のくうかんポケモン「パルキア」がかかわってくる。

その他、登場する野生のポケモンが一部異なっており、バージョンごとにゲットできるポケモンが変化する。
プレイしていないバージョンでしかゲットできないポケモンは、、別バージョンをプレイしている別のプレイヤーと通信交換をすることで入手可能である。




//アクセシビリティ情報:視覚情報がなくても遊べる場面や、工夫が必要となる場面について記述してください
**アクセシビリティ情報 [#je4e09cd]
***プレイ可能/工夫が必要な場面 [#d6e14625]
-主人公の移動:今作では、アナログパッドと方向キーを用いて主人公を移動することができる。地形の変化による足音に加え、壁にぶつかったときの音が移動時の参考となる。ゲーム内の世界は、北の方角が上方向に固定されているので、足音や壁の音を頼りに移動できる。
-ポケモンの育成とバトル:ポケモンのなきごえと、わざのエフェクト音を記憶することで、ある程度の状況把握ができる。
-メニュー操作:カーソルキーを押しっぱなしにすると、カーソルが端で突き当たる。これを利用して、メニューの並び順を把握しつつ、「左から2番目がバッグを開くメニュー」のように操作できる。

***視覚情報が必須となる場面 [#da797c00]
-ストーリー・会話イベント:キャラクターボイスなどはなく、画面上のテキストのみで会話が進行するため、画面情報が必須となる。動画共有サイト等の実況プレイを見るか、スマートホンなどのOCRアプリを利用することで、内容を把握しながら遊ぶ工夫も取られる。
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**従来のシステムから変更のあった個所 [#l3863db3]
本節では、前作『ポケットモンスター ソード・シールド』をプレイしていたユーザ向けに、今作からの変更点を列挙する。

-移動操作にアナログパッドに加え、方向キーが利用できるようになった。これにより、壁の辿り歩きや歩数を数えながらの移動が容易になり、移動操作がぐっと楽になった。
-レポートの操作:Xボタンでメニューを出した後、LまたはRボタンでレポートを書く様変更された。前作でも同様の操作は可能であったが、今作にはXボタンメニュー内にレポートの選択肢がなくなった。
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**各種メニューの操作手順 [#jc16a952]

***初回起動 [#l36ac6c0]

-初めてゲームを起動すると、言語を選択するよう促される。
-Aボタンを押すと、言語一覧が2列にわたって表示される。
-左列の上から1番目が日本語かな、左列の上から2番目が日本語漢字となる。
-言語を選択し、Aボタンを2回押して確定する。
-しばらく待つとBGMが流れ、オープニングイベント開始となる。
-しばらくメッセージを読み進めると、主人公の容姿を選択する場面となる。ここBボタンを押してメッセージを進めていくと、この選択場面で進行が停止する。
-容姿は2行4列に配置されている。左側4つが男の子、右側4つが女の子の容姿となる。選んだ性別によって、ナナカマド博士の助手として登場する先輩トレーナーが変化する。男の子を選ぶとヒカリ(女)、女の子を選ぶとコウキ(男)となる。
-容姿を決定すると名前入力となる。ここは、ニンテンドーSwitchの標準入力画面が出る。TVモードでプレイしているのであれば、パソコンのキーボードを接続して入力することもできる。
-この後、ライバルトレーナーの名前を決める縦1列のメニューが表示される。上から順に、自分で決める、ジュン、シゲル…と続く。2番目以降の名前を選択して進めることで、文字入力操作を行わず次へ進める。
-オープニングイベントが終了する。
-フタバタウン東にある、主人公の家の2階自室の場面となり。ここから移動操作が始まる。
//+以後は、[[本記事の下部に攻略情報を示す>#koryaku]]。
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***移動中の操作 [#xc55410b]
-アナログパッドまたは方向キー:キャラクタの移動。上下左右でそれぞれ北・南・西・東へ移動できる。
-Aボタン:人やポケモンと話す、アイテムを拾うなど
-Xボタン:[[メニューの表示>#x-menu]]

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***Xボタンメニュー [#x-menu]
-横1列に項目が配置される。メニュー項目は冒険を進めるごとに増えていき、項目が6個以上になると2段に分かれる。

-ずかん
-[[ポケモン>#a1pokemon]]
-[[バッグ>#a1bag]]
-[[設定>#a2setting]]

-ここでLボタンまたはRボタンを押した後、Aボタンで確定すると、レポート(セーブ)を行える。、
-ゲームをスタートした直後は、バッグ、設定の2項目のみ。
-最初のポケモンをもらった直後に、ポケモンメニューが追加される。
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***ポケモンメニュー [#a1pokemon]
手持ちポケモンの状態確認、持ち物の変更、隊列の並べ替えができる。「手持ちポケモン」とは、ポケモンバトルの際に戦闘に参加させられるポケモンを指し、最大6体のポケモンを連れ歩くことができる。

メニューは縦1列の構造になっている。

メニューを開いた直後は、もっとも上のポケモン(隊列の先頭のポケモン)が選択された状態となる。
カーソル位置が分からなくなったときは、メニューを開きなおすと初期位置に復帰できる。

手持ちポケモンの配置は以下のようになる。

-1体目
-2体目
-3体目
-4体目
-5体目
-6体目

1体目のポケモンは、ポケモンバトルで最初に繰り出すことになる。
2体目のポケモンは、「ダブルバトル」と呼ばれる特殊ルールのバトルにおいて最初に繰り出すことになる。

各ポケモンに合わせてAボタンを押すと、次の5項目のメニューが表示。

+つよさをみる
+並べ替える
+かいふくする
+もちもの
+やめる

-「つよさをみる」を開くと、ポケモンのステータス情報が表示され、この時ポケモンのなきごえが再生される。この鳴き声を頼りに手持ちポケモンの種類を判別可能。
-つよさをみるの状態で上下キーを押すと、手持ちポケモンすべてのステータス情報を順に確認することもできる。対象となるポケモンが切り替わる度になきごえが聞こえるため、ポケモンの種類を判別可能。
-さらにAボタンを押すと、そのポケモンが覚えている技を一覧できる。2つの技をAボタンで選択すると、技の並び順を入れ替えることができる。

「並べ替える」を選ぶと、並べ替えたい位置のポケモンを選択するリストが表示される。並べ替えたいポケモンを選び、Aボタンで決定すると、選んだ2体のポケモンの順序が入れ替わる。
なおポケモンの並べ替えは、入れ替えたい2体のポケモンの位置でYボタンを押すことでも行える。

「かいふく」を選ぶと、[[バッグ>#a2bag]]の「回復ポケット」が開く。使用したいアイテムを選び、Aボタンを2回押すことで、そのポケモンのHPやじょうたいいじょうを回復しておくことができる。

「もちもの」を選ぶとメニューが展開される。

+もたせる
+もっている(アイテム名)をあずかる
+やめる

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***バッグメニュー [#a2bag]
主人公の持っているアイテムを一覧するメニュー。
アイテムには、「どうぐ」や「かいふく」等といったカテゴリが設定されている。

アイテムはカテゴリ別に横方向に分かれており、入手した古いものから順に縦に並ぶ。

左右キーでカテゴリを切り替え、上下キーでアイテムを選択する。
カテゴリの切り替え時は、方向キー押しっぱなしでループする。
アイテムの選択時は、上下端で押しっぱなしにすると突き当たる。

カテゴリは、以下の7項目。

+回復(初期位置)
+道具
+技マシン
+気のみ
+大切なもの
+Zクリスタル
+フリースペース

Aボタンを押すと、使うか持たせるかの選択肢が表示される。
初期値の「使う」を押し、その後対象となる手持ちポケモンを選択することでアイテムを使用することができる。

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***バトル中の操作 [#e2f2e42d]
-戦う:カーソル初期値、最も右上の項目。
-ポケモン:戦うの左。手持ちポケモンと入れ替える。
-バッグ:ポケモンの下。きずぐすりやモンスターボールを使用する。
-にげる:「戦う」または「バッグ」から下キーを押すとフォーカスする。戦闘を離脱する。
-Yボタン:ボールを投げる。バッグ内の道具ポケットのボール系アイテムが一覧表示されるので、左右で使用するボールを選択する。



***「たたかう」 [#ra7b41be]
-縦1列に使用可能な技が並ぶ。
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**総評 [#uf68dd34]

2006年にニンテンドーDSシリーズ用ソフトとして発売されたポケットモンスター ダイヤモンド・パール、そのリメイクに当たるのが今作ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールである。
当時のデフォルメされたキャラクタやマップを再現した今作では、当時DS時代の十字キーによる操作性をも再現され、Nintendo Switchの方向ボタンを使ったキャラクタの移動が可能となっている。
さらに、近年のソード・シールドに実装されていたステレオ演出による効果音や充実の環境音・プレイヤーの足音等の音情報の充実、Let's Go!よりのBGM/ SE/ ボイスの個別音量調節機能のすべてが引き続き実装されたことにより、
視覚情報を用いず音だけを頼りにプレイするポケットモンスターシリーズとして、最も遊びやすいタイトルとなった。

今後発売されるポケットモンスターシリーズも、今作のようにゲームアクセシビリティの充実したタイトルとなることを期待したい。

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**関連リンク [#a99e8b85]
[[『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』公式サイト>https://www.pokemon.co.jp/ex/bdsp/ja/]]
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