#author("2016-09-26T08:58:43+09:00","","")
*マンカラ [#od53bc32]
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|ジャンル|ブレイン系ゲーム|
|ハード|テーブルゲーム|
|プレイヤー人数|二人|
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#contents
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**概要 [#ef0d5f11]
マンカラは、ボード上に開いた12個の丸穴に入れた石を移動させ、左右端にある自分のストアに入れた石の数を競うゲームである。

古代より、アフリカやヨーロッパで親しまれてきた遊びであるが、現在子供たちの間で流行している。

石やボードには色の概念もなく、目を使わずに遊ぶために何か工夫をする必要は全くないゲームである。

また、専用ゲームセットも発売されてはいるが、生活用品で代用することもできる。
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**ボード上のレイアウト [#x04b63eb]
ボードは、横に長い長方形をしており、プレイヤーは、そのボードの横辺を挟んで向かい合って座る。

ボードの左右の突端に、縦長長方形の箱型のスペースがあり、これをストアという。

基本的なルールでは、プレイヤーから見て右側ストアが自ストア、左側ストアが敵ストアになる。

左右のストアを挟んで、縦2列、横6列に、お椀型の穴が開いている。

その手前側6列の穴が、自エリアとなる。

各穴には、右から順に1番から6番まで番号を付け、ストアは0番とする。((左から1番の順で、ストアを7番としてもよい。))

ゲーム開始前に、各穴に、石を三つずつ入れておく。
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**遊び方 [#e5dec320]
マンカラには、100通り以上の遊び方がある他、独自のルールを考えて遊ぶおもしろさがある。

本稿では、国際ルールと言われる「カラハ」のスタイルを参考に説明する。

 プレイヤーは、自分のターンが来たら、自エリアの任意の穴から全ての石を取り出し、右隣の穴から順に、反時計回りに1個ずつ、石を入れていく。

石を入れる時には、「3 2 1
 0」などと、その番号を発声するとよい。

石を1個ずつ入れる動作を「ソウウィング」といい、全ての石を入れ終わるまでの一連の動作を「ラップ」という。

ソウウィングでは、ラップの通貨店や終点として、自ストアや、敵エリアの穴にも入れることができる。

ただし、敵ストアには入れてはならない。

また、ストアから石を取り出してラップを行うことはできない。

ラップの終点が自ストアに終わった場合、最後のソウウィングは自分の得点となり、更にもう一度ラップを行うことができる。これを「マルチラップ」と呼ぶ。

 ラップの終点が自エリア内に収まらない場合は、ストアを経由して相手の穴に1個ずつ入れていく。その際、ストアに入れた1個が、得点となる。

ラップの終点がストア以外の場所だった場合に、ターンチェンジとなる。

また、ラップの終点が自エリア内で、なおかつその穴が空っぽだった場合、向かい側となる敵エリアに石があれば、それをすべて略奪し、終点に入れる予定だった1個と共に自分のストアに入れることができる。つまり、自エリア3番が空っぽで、向かい側の敵エリア4番に五つの石が残っていた場合、一気に6ポイント獲得となる。

この要領で、ターンを繰り返し、どちらかのエリアの全ての穴から石が亡くなった時点で、ゲームオーバーとなる。

ゲームオーバー後、自エリアから石を消したプレイヤーは相手のエリアに残っている石を全て略奪し、自ストアに入れる。

この時点で、両者のストア内の石の数を数え、多かった方が勝ちとなる。
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