#author("2017-10-19T22:42:30+09:00","","")
*対戦型テトリス [#b960f5df]
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|ジャンル|対戦パズル|
|ハード|ボードゲーム|
|メーカー|トミー(現タカラトミー)|
|梱包内容|ルーレット付きボード1台 エリアカーソルバー1個 ブロック105個 特典ボード用刺しピン2こ|
|プレイ人数|二人|
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#contents
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**概要 [#wa8f0a21]
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第1時テトリスブーム絶頂期の1989年に発売されたボードゲーム番テトリスである。
すべての状況を触覚にて判別することが可能な製品であり、原作テトリスを遊ぶことが困難な視覚障害者が参加しやすいことから、日本玩具協会が定める「共遊玩具」の第1号に認定され、パッケージには、そのことを示す盲導犬マークが添付されている。
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**ボードの仕組み [#d7344e8f]
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縦32列、横10列の正方形の升が立体的に描かれたボードの縦14から17列付近の端に、ホイール式ルーレットがあり、スロットには、テトリーノ(使用するブロック)を決める図形が、凹表示で描かれている。このルーレットは、スロットわきの ボタンを押し続けることで回転する。

ルーレットと逆側の片に沿って、エリアカーソルの足部を刺せるレールがある。

カーソルレールの外側には、縦長のスコアボードがある。ボード上の穴にピンを刺し、ライン完成の際に移動させることで特典を示す。
手前から、0点、1点、2点の順となる。

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**ゲームの流れ [#jae3e8e4]
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まず、ボードを縦向きに置き、二人のプレーヤーは対面状に坐る。

次に、ボードの中央(縦列18、19の間)にカーソルバーを設置し、エリアを前後に分断する。また、互いのスコアボードの0の穴に、ピンを刺しておく。

じゃんけんなどで先攻を決めて、自分のターンがきたらルーレットを回す。

スロットに表示される図形と同形のブロックをテトリーノとして、可能な限り手前から置いていく。

ブロックは、4個の正方形が7種類の形状に組み合わされてできており、棒型、L型、逆L型、Z型、逆Z型、T型、正方形となっている。

自エリアの手前から順に、すき間なくブロックで埋め、横1列のラインを形成することができたら特典となり、完成した段数だけスコアピンをアップさせる。

また、ライン完成に伴い、ボード中央のエリアカーソルを上に移動させ、相手エリアを狭めることができる。連続した複数のラインを同時に完成させると、ボーナスとして、より大きくアップさせることができるようになる。

カーソルの稼働幅は以下のようになる。

+1段(シングル) -- 1段アップ。

+連続2段(ダブル) -- 3段アップ。

+連続3段(トリプル) -- 5段アップ。

+連続4段(テトリス) -- 7段アップ。

なお、ボードゲームにつき、完成したラインが消える演出はないので、次のターンからは、スコアピンよりも上位座標の空白部分から埋めていくことになる。

どちらかのプレーヤーのブロックとエリアカーソルとが接触したらゲームオーバーとなり、その時点で、特典の多いプレーヤーが勝ちとなる。
----[[おもちゃ・ホビー・アナログゲーム]]

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