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#author("2023-11-08T21:10:07+09:00","","")
*LSIポータブルゲーム サブマリン [#i607c732]
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|ジャンル|サウンドシューティングゲーム|
|ハード|本体内蔵電子ゲーム|
|メーカー|バンダイ|
|プレイ人数|一人|
|発売時期|1979年|
|対象年齢|全年齢|
|動作|9ボルト角型電池1個|
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#contents
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**概要 [#t379406c]

1978年秋から80年頃にかけバンダイが発売した「LSIポータブルゲーム」と呼ばれる電子ゲームのシリーズは、遊べるジャンルの豊富さにより多くの子どもたちを魅了した。
電子ゲームのジャンルが、それまでのモーター駆動による「エレメカ」と呼ばれるジャンルから、マイコンを使用したLSIゲームに移行した最初期の1978年秋から80年頃にかけ、バンダイが発売した「LSIポータブルゲーム」と呼ばれるゲームのシリーズは、当時としては最新の技術や、遊べるジャンルの豊富さから、多くの子どもたちを魅了した。

「サブマリン」は、1979年(昭和54年)春に発売された「LSIポータブルゲーム」の一つで、後に発売された「コンバット」や「ミサイルインベーダー」と共に当時の子どもたちの間で広く支持された製品の一つである。
「サブマリン」は、1979年(昭和54年)春に発売された「LSIポータブルゲーム」の一つで、後に発売された「コンバット」や「ミサイルインベーダー」と共に当時の子どもたちの間で広く親しまれた製品の一つである。

ソナーの発する信号音の変化を聞き分け、フィールドのどこかに潜む敵の位置を突き止め撃破するというゲーム内容から、視覚に頼らない環境でのプレイも比較的容易な製品であった。
ソナーの発する信号音の変化を聴き分け、フィールドのどこかに潜む敵の位置を突き止め撃破するというゲーム内容から、視覚に頼らない環境でのプレイも比較的容易な製品であった。

発売から45年ほどとなる現在でも、オークションサイトなどに度々出品されることがある。
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**本体形状と各部説明 [#sdcf4722]
+本体は縦長長方形で、ポケットに入るサイズである。
+本体表面の奥側にタイトルロゴ、その手前に円形のLED画面がある。
+本体表面の奥側にタイトルシール、その手前に円形のLED画面がある。
+画面左手前にスライド式電源スイッチ、右手前に十字型の方向キーがある。電源スイッチは、上にスライドするとオンとなり、そのままゲームがスタートする。
+本体左側面にある中央のくぼんだ丸いボタンは、爆弾投下ボタンである。
+本体裏面奥側に電池蓋、裏面中央に簡単なマニュアルが書かれたシールが添付されている。
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**遊び方 [#nc09990b]

縦3マス×横7マスに区分されたウォーターフィールドのどこかに潜む敵の位置を突き止め、爆弾を投下して撃破する。敵は絶えず上下左右に移動している。

ゲーム開始時、自機は必ず画面中央に位置し、方向キーを1回押す毎に1マス移動する。
ゲーム開始時、自機は必ずフィールドの中央マスに位置し、方向キーを1回押す毎に1マス移動する。

まずX軸上に左右に移動すると、「ブッブッブッブッ」というソナー発信音が聴こえ、左右に隣接したY軸上のどこかに敵が潜んでいることを示している。

この状態で、更にX軸上どちらかの方向に移動すると、ソナー発信音の速さが早くなり、今いるポジションのY軸上のどこかに敵が潜んでいることを通知してくるので、上下に動きを取りながら爆弾を投下する。敵に命中すれば「ピーピーピーピー」という高温で通知、失敗すると下降するアルペジオ音で通知する。

ソナー発信音が鳴らないブラックエリア(仮称)に侵入してしまうと、左右方向からの魚雷攻撃のターゲットにされてしまう。特に敵船の撃破に成功した直後に狙われやすく、1度でも撃沈されると萎れたメロディーが鳴ってゲームオーバーとなる。

また、ゲーム開始時、手持ちの爆弾は30発で、全部使い果たしすと強制的にゲームオーバーとなる。

ゲームオーバー後再度ゲームを行う場合は、本体を再起動する。
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**特典 [#u11e77ae]

新たな敵が出現して1発めの投下で撃破に成功すれば5点、2発目で3点、3発目で2点、それ以後は1店ずつ追加される。最高得点は150点である。
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**敵の攻撃から逃れるためには? [#u9039b14]

視力を用いずに確実に攻撃から逃れる方法は無いが、ブラックエリアに侵入してしまったら、Y軸に沿って速やかに1往復移動を試みると、比較的被弾しにくい。
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**サウンドトラブルに対する対処法 [#qc863896]

ネットなどで購入した本製品がちゃんと動作しているにもかかわらず、ジリジリとした音しか鳴らなかったり、音が割れて耳障りな音しか出ないというトラブルに遭遇することがある。このような場合、まずは次のことを試してほしい。
+本体の電源を入れる。
+本体左手前のコーナー部分の表裏面を指でつまんだり離したりしながら爆弾を投下してみる。
+つまんでいる時だけ綺麗な音がする場合、テープ固定の緩みがかんがえられる。

本製品を含め、この時期に発売された電子ゲームの中には、部品固定にテープが使用されているケースがあり、年月の経過に伴うテープ劣化でスピーカー部分の固定が緩んでいることが考えられる。上記のような症状に遭遇したら、諦めずにお住まいの地域のおもちゃ病院などにテープ交換を依頼すればすぐに治してもらえる場合が多いので検討されたい。
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**コメントフォーム [#t51e68ab]
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