#author("2018-11-19T09:24:09+09:00","","")
#author("2018-11-19T12:24:21+09:00","","")
*simon optix(サイモンオプティクス) [#j9472487]
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|ジャンル|メモリーアクションゲーム|
|ハード|本体内蔵電子ゲーム|
|メーカー|Hasbro(ハズブロ)|
|プレイ人数|1人から2人|
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#contents
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**概要 [#x4403cab]
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1978年に発売された電子ゲーム、「simon」は、全ての記憶系電子ゲームの基礎を築き上げたと同時に、視力、または張力の不自由な人であっても障害を気にすることなく共に遊びを楽しむことのできる玩具の草分け的存在として、世界的に知られる玩具である。

年齢や国籍、性別などを問わず、長年にわたり広く親しまれてきた。

それぞれ異なる固有の音程のビープ音を持つ4つの光るボタンの光った順を記憶し、その通りにボタンを押す。正解すると次の問題では、前に正解した問題の後に光を1つ追加したものが出題され、徐々に記憶量が増す。

これまでに多種多様のモデルが発売され続け、最近では技術の進歩によりタッチパネル化され光ったボタンの順番のみならず光の動きの記憶を求める内容のバージョンが主流となりつつあるが、障害を気にせずに遊べる環境は引き継がれている。

simon optix(サイモンオプティクス)は、その最新モデルとして2017年に登場したモデルである。
プレイヤーは、眼鏡とハチマキを一体化したような形状の本体を頭に装着し、眼鏡部分から入ってくる光と頭上より聴こえるサウンドによって出題される問題に対して、顔の前で手を動かすゼスチャーによって解いていく。

また、2台の本体をワイヤレス接続して、二人で連続性回数を競うパーティモードを搭載している。

なお、このゲームは、現在のところ国内量販店では発売されていない。
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**本体の形状と使い方 [#t8488970]
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前述したように、このゲームの本体は、眼鏡とハチマキを一体化したような形状をしている。
その内の前半分がゲーム機本体であり、後ろ半分はヘッドレストである。

なお、本体部分はU字型をしており、これにより額を覆う形になるが、幅が狭いため大人や顔幅の広い人は額が入らない場合がある。また、たとえうまくフィットしたと思えても、側頭部に少しでも締め付け感を感じる場合は、絶対に無理をせず、自分の鼻でレンズを固定しなるべく首を伸ばしてプレイする、長時間のプレイを避けるなど工夫されることをお勧めしたい。

なお、本体左側に、ヘッドレストの左半分の長さを調節できるダイヤルがある。後ろに回すと伸び、前に回すと縮む。

本体右側面に、中央に卵型のボタンを配置したダイヤルがある。電源が入った状態でこのダイヤルを前に倒すとモードの切り替え、後ろに倒すとボリューム切り替えで、いずれもトグル式で切り替わる。項目が切り替わった際は、その違いを音によって通知する。

ダイヤルの中心のボタンがスタートボタンであり、電源オン、ゲームスタート、ワイヤレス通信スタート、そして長く押すことでハイスコアの表示の機能を持つ。

本体右側のダイヤルの裏側に、小さな蓋があり、これを開けると、ヘッドレスト右側の長さが調節でき、ヘッドレストを直接動かして調節する。

左右のダイヤルの後ろ側に電池蓋があり、細いプラスドライバーで開けることができる。なお、使用する電池は単4アルカリが4本で、左右に各2本ずつ投入する。エネループ等、充電池等も使用可能。

本体前側の上半分がタッチセンサー部とスピーカー、下半分には眼鏡のようなプラスチック製のレンズがある。

タッチセンサー部は、正面に上下2段、額の左右端に1つずつの計4か所になる。

額の左側に当たる部分は赤センサーで、音程はミ。これをタッチするには、左のこめかみに手のひらをかざす。

額右側に当たる部分は緑センサーで、音程は高いソ。これをタッチするには、右のこめかみに手のひらをかざす。

中央上段に位置するのが黄色で、音程はド。これをタッチするには額の中央付近に手のひらをかざす。

中央下段に位置するのが青で、音程は低いソになる。これをタッチするには、鼻の辺りに手のひらをかざす。
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**ゲーム中使用されるアクションと対応するサウンド [#h80ce4d3]
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以下の4つのアクションを基本とする。
+タッチ:光ったセンサーに手のひらをかざす。手のひらの中心をかざさないと、ミスや失格となりゲームオーバーになってしまうことがあるので、注意。
+ダブルタッチ:光る二つのセンサーに同時にタッチする。出題音は、各センサーに該当する音が和音で通知される。
+ダブルタッチ:光る二つのセンサーに同時にタッチする。出題音は、各センサーに該当する音が和音で通知される。
+スウープ:いわゆるスワイプのことで、青以外の横並びの三つのセンサーを横切るように、本体に対し平行に手を動かす。出題音は、鳴りながら音程が変化するポルタメント音で、音が下がる場合は右から左へ、音が上がる場合は左から右へ手のひらを移動させる。なお、判定が非常に厳しく、少し斜めに動いてしまっただけでもミスになるので、どうしてもうまく行かない場合は、本体の前面をスワイプしてもミスにはならない。
+ダブルスウープ:中央の緑センサーに向かって、左右のこめかみから手のひらを動かす。出題音は、「ソドッ」という音に鳩時計のような音が重なる。
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**ゲームモードの切り替え [#tbb3e79b]
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電源が入った状態で、右ダイヤルを前に倒すと、トグル式にモードが変わる。

モードは2種類あり、3から9問のステージを次々にクリアしていくレベルスモード、ワイヤレス通信を使って二人で向き合って同じ問題を同時に解く、「パーティモード」の2種になる。

レベルスモードでは、ゲームオーバー後2秒以内にスタートボタンを押すと、0点スタートで最後に行ったレベルの最初からコンティニューすることができる。3秒以上経過してからボタンを押すと、レベル1からやり直しである。
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**パーティモードの始め方 [#gab7f048]
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+双方のプレイヤーは、頭に本体をかぶせ、本体を起動させる。
+その後本体右側面にあるダイヤルを前に1回倒し、パーティモードに切り替える。モードが切り替わったことを知らせる通知音の後、「ファン、ファン」というような和音が繰り返され、未接続状態であることを知らせる。
+お互いの青センサーを近づけ、どちらかのプレイヤーがスタートボタンを押す。和音の連打が聴こえ、送信が始まる。
+相手側の本体から、「ポローン」という音がしたら、接続完了である。待機中を知らせる「カン、カン」というような和音が双方の本体から繰り返し鳴り続けるので、お互いの距離を少し遠ざけそのまましばらく待機する。
+5秒ほど待つと、本体の設定が完了したことを告げる「ポラロッ」というような通知音がしてゲームスタートである。双方の本体から出題される同じ問題を同時に説き、先にミスした方が負けとなる。タイミングが大きく遅れたことでもミスとなる場合があるので注意。
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**コメントフォーム [#t51e68ab]
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