機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY


ジャンルガンダムバトルアクション
対応機種PS Vita / Vita TV
開発アートディンク
販売バンダイナムコゲームス
発売日2013年11月7日
価格3,024円 (ダウンロード版)
ダウンロード版入手先SENオンラインストア

アクセシビリティ情報簡易表記

  1. ゲームプレイパートフルボイス
  2. ゲーム中SEステレオ
  3. Vita TV 対応


概要

『機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY』はアートディンク開発の3Dロボットアクションシリーズ、PS Vita1作目に当たるタイトルである。今回は機動戦士ガンダムSEEDシリーズを題材とする。

カメラが自機背後を追尾する視点で展開される3Dアクションであり、旋回、移動、攻撃、回避、防御を適宜使い分けながら各種ミッションクリアを目指す。

タイトルメニュー

カーソル移動音有り、上下循環あり。内容は以下の通り。

  1. ニューゲーム
  2. ロード (カーソル初期位置)
  3. オプション

OPTION

上下で項目移動、循環あり、左右で値変更、カーソル移動音あり、罰ボタンで終了の仕様となる。

内容は以下の通り。

  1. 操作設定 (カーソル初期位置 )タイプA タイプB タイプC (初期値タイプA) *1
  2. サウンド
  3. オートセーブ On Off (初期設定であるOnを推奨)

なお、以下内容では操作タイプBを基本に説明する。

サウンド設定

  1. BGMボリューム (カーソル初期位置)
  2. ボイスボリューム *2
  3. SEボリューム *3

ニューゲーム

キャラクター作成とチュートリアル、ストーリー演出が同時並行で展開される構造を持つ。

  1. ニューゲームを開くとBGMが切り替わり、プレイヤーキャラクター作製のガイダンスが表示される。
  2. 丸ボタンを入力することでキャラクター作成画面へ移動する。
  3. キャラクター作成画面の構造は次の通り。
    1. 左右2列のUIで、左列は1項目、右列は複数項目で構造される。
    2. 左列にある1つのみの項目はプレイヤーキャラクターの顔と声を選ぶものであり、丸ボタンで決定後、左右で顔と性別を選び、丸ボタンで決定する。この選択最中、三角ボタンを入力することでボイスサンプルを再生可能。
    3. 右項目は上から次の通り。
      1. 名前 (PSVita標準システムソフトウェアのUIで行う。任意の文字列を入力後スタートボタンで文字列を確定する)*4
      2. 勢力 (地球連合軍・Z.A.F.Tより左右で選択、初期値は左側の地球連合軍となる)
      3. タイプ (初回プレイでは地球連合軍を選んだ場合のみ、ナチュラル/コーディネーターからプレイヤーキャラクターのタイプを選択する。*5初期値は左側のナチュラル)
      4. SPアタック (ハイパーモード・スローモーションから選択。初期値はハイパーモード)
      5. OK (この項目は、名前を含め全ての項目が入力終了となった状態で出現する)
    4. OKで丸ボタンを2度推すことで最終確認ダイアログが出現、左 丸と操作することでプレイヤーキャラクターの作成が完了する。
  4. 続いてトレーニングへ入る。実践形式でボタン操作を学ぶもので、Rボタンでの敵へのロックや左スティック上下での武装切り替え、各ボタンに割り当てられた攻撃を学習可能。トレーニングの内容は現れる敵機を撃墜するシンプルなものとなる。
  5. 戦闘終了後はリザルト画面となり、丸 左 丸と操作して次へ進む。
  6. 続いて、原作に準拠しマリュー・ラミアスのナレーションで、原作機動戦士ガンダムSEEDのバックグラウンドストーリーがフルボイス、オートで語られる。
  7. 再びBGMが切り替わったタイミングで、再度丸ボタンを入力する。
  8. 続いて再度キャラクター作成画面となる。ここでは共に出撃するパートナーキャラクターを作製し、上記と同様の手順でキャラクター作成が可能。但し所属勢力選択は存在しないため注意。*6
  9. パートナーキャラクターを作成後は、そのパートナー同伴で再度トレーニングを体験する。セレクトボタンを押しながら方向キー上下左右を入力することで行う僚機への指示や、それに伴う共闘を体験する。
  10. 模擬戦終了後、リザルト画面となるので再び、丸 左 丸と入力。
  11. モビルスーツ取得、ミッション出現のダイアログ表示。
  12. セーブするファイルを選ぶ。ここはPSVitaシステムソフトウェア標準ダイアログによる操作となる。任意のファイルを選択後、丸 右 丸でセーブを行う。
  13. セーブ終了後、再度丸ボタンを入力することで後述の「メインメニュー」へ移動可能。

ロード

PS Vita標準システムソフトウェアによるセーブデータロードダイアログとなる。

任意のセーブデータを選び、丸 右 丸と操作することでデータロードが行われ、データをロードした状態で下記のメインメニューへ到達可能。

メインメニュー

キャラクター作成後、あるいはセーブデータロード直後はこの画面よりスタートとなる。 上下循環有り、内容は以下の通り。

  1. ストーリーミッション (カーソル初期位置)
  2. フリーミッション
  3. マイルーム
  4. マルチプレイ
  5. オンライン

ストーリーミッション

メインメニューでストーリーミッションを選択後、ミッション選択画面が表示される。

ここは上下移動、上端、下端で突き当たる仕様で有り、下ほど新しいミッションとなる。

また、Lボタン/Rボタンでタブ切り替えとなり、異なるシナリオやチュートリアルをプレイ可能*7

出撃準備画面

任意のミッションを選択後、丸ボタンを入力することで出撃準備画面が表示される。

出撃パイロット確認、モビルスーツの乗り換え、改造等が可能。上下左右で画面内移動、丸ボタンで各項目決定、四角ボタンでカーソル位置にかかわらず出撃確認ダイアログを表示可能。

以下に画面構成を図示したのでプレイ時の参考とされたい。

出撃準備完了パイロット選択 (プレイヤー) MS選択 (プレイヤー)
  SPアタック(プレイヤー) 
パイロット選択(パートナー) MS選択 (パートナー)
  SPアタック(パートナー) 
  1. SPアタック欄は丸ボタンを入力する毎に機体SPアタック、パイロットSPアタックが交互に入れ替わる動作となる。初期値は機体SPアタック。*8
  2. 出撃準備完了画面のみ上下移動が行えない。また、一度画面を閉じてから再度開くと「出撃準備完了」へカーソル位置がリセットされる。

モビルスーツの乗り換えと改造

ミッション選択後、左 丸 と入力することで自機の、左 下 下 丸 とすることでパートナーの機体を変更、ないし改造可能。

モビルスーツ変更・改造画面へ入ったタイミングでBGMが変化する動作となる。

方向キー上下で機体選択、丸ボタンで決定、三角ボタンで現在選択中モビルスーツの改造画面となる。

改造画面概要

モビルスーツ選択画面で三角ボタンを入力することで、現在カーソルの当たっているモビルスーツの改造画面を表示可能。

縦3列の構造となる。

カーソル初期位置で丸ボタンを入力することで機体改造メニューが表示される。

カーソル初期位置から一つ右に移動した場所は上下に移動可能であり、それぞれの項目で丸ボタンを押し表示される画面が現在モビルスーツに装備されている主兵装、伏兵装、近接武器、シールド等を改造するものとなる。

カーソル初期位置から2つ右へ移動した項目は改造完了であり、ここで丸ボタンを入力することで変更が反映され、モビルスーツ選択画面へと戻る。

改造値入力に関して

  1. 上下で改造項目を選ぶ
  2. 方向キー左右でパラメーター調整、右ほど高い値となる。

Lボタン、Rボタンで瞬時に改造限界値への指定が可能。(Lボタンで移動不能となった後、Rボタンを一度推すことで当該箇所の改造限界値へ自動的にフォーカスされる)

機体改造項目

以下、アークエンジェル所属の『ジャスティスガンダム』を例に、改造可能項目を詳述する。この情報は多くのモビルスーツへ適応可能である。

上下循環あり。

左でパラメータ下降、右でパラメータ上昇。

  1. HP (カーソル初期位置) *9
  2. 実弾防御
  3. ビーム防御
  4. スラスター速度
  5. スラスター出力
  6. レーダー性能
  7. バランサー
  8. 旋回速度
  9. 機動性

兵装改造 (主兵装1)

以下、ジャスティスガンダムの主兵装1として装備されるルブスビームライフルを例に、改造項目の詳細を記す。

改造画面内の操作は上記機体改造と同様。

  1. 威力 (カーソル初期位置)
  2. 命中
  3. 弾速
  4. 連射
  5. リロード
  6. 弾数
  7. 総弾数
  8. 装備On/Off (初期値On)

格闘

  1. 威力 (カーソル初期位置)
  2. 命中

シールド

  1. 持久力

戦闘時TIPS

1.オートロックオンの仕様

本作の敵機ロックオンシステムは、ボタンを入力する毎にOn,Offが切り替わるものとなる。

また、ロックオン状態で右スティックを上下左右に操作することでロック対象を切り替えるものとなる。

なお、ロックオン、オフ双方同じ効果音であるため操作時は注意されたい。

また自機の撃墜後の再出撃時にはロックオン状態はオフとなっている。

2.ロック可能距離と射程距離の関係

敵をロックした後、ある程度接近することで使用中の主兵装の射程範囲内に入ったことを示す効果音が出力される。この状態で射撃や格闘を行うことで自動的に追尾が行われ、命中率が飛躍的に向上する。

なお、この射程距離を示すSEは「現在利用中の兵装を対象としたもの」であることに注意されたい。即ち、そのときに丸ボタンでの射撃兵装を用いている場合はその射程距離が効果音で示され、三角ボタンによる近接兵装を用いている場合はその攻撃範囲が示される動作となる。

3.強制リロードの活用

Lボタンを押しながら主兵装を発射することでSPゲージを消費した追加攻撃が可能となる。

この際自動的に弾倉へのリロードが行われるので、総弾数を全て消費しない限り、実質リロード時間を皆無とする運用が可能となる。

このテクニックを用いることでリロードへの改造を行わないチューンが可能となり、結果攻撃力や弾数、ロックオン性能等の異なるステータスの向上にポイントを割り振る改造が可能となる。

4.味方への指示

セレクトボタンでメニューを表示後、方向キーの上下左右で僚機への指示が可能。方向キーと指示内容の対応関係は次の通り。

射撃
格闘
回避
SPアタック

下で指示するSPアタックであるが、プレイヤーキャラクターが敵をロックした状態である場合、その敵機への攻撃を優先して行う傾向にある。

なお、パートナーキャラクターはSPアタックを自動で使うことはないため、敵エースの出現時等はぜひ積極的に使っていきたい。*10

5.SPアタックの戦略的利用

出撃準備画面でSPアタックの項目で丸ボタンを入力することで、SPアタックをモビルスーツベースの攻撃を伴うものとするか、パイロットベースの一時強化を行うものとするかを選択可能。

SPアタックとは、ゲーム中にSPゲージが一定量貯まる*11ことで使用可能な特殊動作である。丸ボタンと三角ボタンを動じ押しすることで発動可能。

モビルスーツ依存のSPアタックでは、近距離のものと遠距離のものがあり、プレイヤーやパートナーの搭乗するモビルスーツの種類で内容が決定される。即ち、SPアタックの性能をモビルスーツの性能の一つとして解釈可能となる。

一方、パイロット依存のSPアタックでは一時的な強化が行えるものである。ハイパワーでは攻撃力上昇、スローモーションでは周囲の速度低下等。一定時間の経過で効果が解除される。

これらをミッションの内容に応じて適宜切り替えることで、クリアへ状況が近づく場合がある。

6.タックルの利用

敵をロックした状態で方向キー上を2度入力、2度目の入力を押し続けることでブーストダッシュとなる。その状態で敵へ激突すると敵機はよろけ状態となる。この激突の際にはそれを示す効果音が出力されるため、視力を用いずに状況を把握可能。

この活用で、近接攻撃の利用時、確実に敵へ接近した状態での攻撃アクションが可能となる。

また、パイロットSPアタックの「スローモーション」を利用することで、敵へブーストダッシュで突撃する際の反撃によるダメージ量を減らせる場合があり、クリア困難ミッションの突破に際してさらなる工夫の余地が生じる。

7.ダッシュ格闘による接近戦を容易とする方法(地上限定)

敵をロック後、前進しながら罰ボタンでのジャンプブーストを一瞬行うことで、低空でのジャンプダッシュ移動が可能となる。

この状態では格闘攻撃を行った場合に足が止まらない*12ため、敵機への接近戦を素早く行う場合に有効な方法である。

なお、四角ボタンで利用できる副兵装はインターバル無しで発射できるため、格闘武器との併用に向く要素がある。場面で使い分けたい。

戦闘中スタートボタンより呼び出せるポーズメニューの内容

左右移動、循環ありで内容は以下の通り。

戦闘に戻る(カーソル初期値)リトライ作戦中断

リトライと作戦中断は、選択後 左 丸 と入力することで実際に実行される動作となる。

戦闘終了後 (ステージクリア時)

リザルト画面となり、取得スコアやキャラクタのレベルアップなどが通知される。以下のメニューを選ぶこととなる。

  1. ミッション選択 (カーソル初期位置)
  2. リトライ
  3. メイン画面

何れかを選ぶと確認ダイアログが表示され、左 丸と入力することで処理を実行可能。

なお、この状態でミッション選択へ戻るタイミングで、追加ステージ、追加パイロット、追加モビルスーツの入手に関する通知が行われ、その後にオートセーブとなる。

戦闘終了後 (敗北時)

リザルト画面となり、取得スコアやキャラクタのレベルアップなどが通知される。以下のメニューを選ぶこととなる。

  1. リトライ (カーソル初期位置)
  2. メイン画面
  3. ミッション選択

何れかを選ぶと確認ダイアログが表示され、左 丸と入力することで処理を実行可能。

なお、この状態でリトライ、もしくはミッション選択へ戻るタイミングでオートセーブとなる。 *13

視力を用いずにクリアへ到達可能なルート

C.E.71 Z.A.F.Tルート最終ミッションに唯一ジェネシスの破壊を求められないことから、当該場面で扉を開き先へ進むシチュエーションを生じないため、視力を用いずにクリアが可能となるものである
C.E.73 Z.A.F.Tルート副兵装のドラグーンが主兵装のアウトレンジからも攻撃可能であること、そのドラグーンが実質必中であることを活用することで交戦中の殲滅速度の向上が可能であることを利用
C.E.73 アークエンジェルルート屋内マップが存在しないこと、以前に所属していた勢力で取得していたモビルスーツを流用可能であることからクリアが可能

視覚を用いずクリアをする際、工夫を要するミッション

C.E.71 Z.A.F.T PHASE09 オペレーション・スピットブレイク 地球連合軍 PHASE09 舞い降りる剣

C.E.71時台においてルート分岐で今後の所属陣営を決定するステージとなる。

本ステージクリア後プレイヤーの所属する勢力を能動的に選択する場合、以下の方法で任意による決定が可能となる場合がある。

  1. ステージは2部構成で、第1部終盤、マップ端に移動することでエリア移動となり、その移動先でその後の所属勢力が決定される。
  2. 中途乱入するフリーダムガンダムはアークエンジェル側の脱出ルートへ向けて移動しながら交戦を行うため、勢いフリーダムガンダムやアークエンジェル所属勢力との戦いとなる第1マップ後半では、戦闘後にアークエンジェル側の移動ポイント側へ機体の方角が向いている場合が非常に多い。
  3. この特性を生かし、パートナーキャラクターが今後の所属勢力についての会話を行うタイミングとなった段階で、
    1. アークエンジェルルートへ進む場合はそのまま前進し、
    2. 現在の所属勢力を維持する場合は反対方向へ移動する。*14

なお、第2部開始直後アークエンジェルが表示され、数秒後にマリュー・ラミアスによる台詞が生じるデモシーンである場合、アークエンジェルルートへの分岐となる。この結果がプレイヤーの意図と異なる場合、スタート 右 丸 左 丸 でステージのリトライが可能。

C.E.71 Z.A.F.T PHASE16 怒りの日

2部構成となっており、その中の第1部のクリアが困難を極める。

しかしながら、本項執筆者がこれまで計3回、本ステージの視力を用いないクリアを実現しているため、その実際について詳述する。

  1. 操作キャラクターへは、遠距離近距離両方をこなせる機体を用いる(4連ビームライフルと4段1セットの格闘を併せ持つドレッドノートガンダムなど*15)
  2. サポートキャラクターには機体SPアタックに遠距離攻撃を持つ期待を利用する(バスターガンダムなど)
  3. メビウスを6機撃墜するとアラートが鳴り、アズラエル理事の乗る戦艦ドミニオン、及び・☆カラミティ、☆フォビドゥン、☆レイダーが現れる。この状況となるまでは、プレイヤーパートナー共々極力SPゲージを温存する
  4. ドミニオン出現後20秒ほどすることで「青き清浄なる世界のために」といいながらブルーコスモスがメビウスの第3波を投入するため、それまでに不要なオブジェクトへのロックを省くべく、可能であればドミニオンを落とし、サポートキャラクターの機体SPアタックで・☆カラミティ、☆フォビドゥン、☆レイダーの何れかを落とす(ここで主人公のパイロットSPアタックを用いてスローモーションを行っている場合、メビウスの登場までの時間が体感で延びることとなるためこの状況を幾分か作りやすくなる。*16)
  5. ドミニオンを落とした際、ロックを切り替えてから直ぐにブーストダッシュを行い、もしSPゲージが貯まっておればパイロットSPアタックのスローモーションを用いつつ、次のターゲットへ向かう。
  6. その後はサポートキャラクターとイザークのAI、プレイヤーの努力が結果を生じるか、見守りつつ奮戦を継続することとなる。

以上で、クリアが可能である場合がある。安定したパターンではないため、より確実な方法をご存じの場合はぜひ追記願いたい。

これに加え、SPアタックに必要なゲージはそれを使う毎に経験値が蓄積されインターバルが短くなり、遠距離武器近距離武器、ダッシュ性能もパイロットレベルで底上げが行われるため、ゲームオーバーを繰り返しながら、あるいは他のミッションをプレイしレベル上げを行いながら挑戦する方法でクリアへ近づく結果となる場合がある。

クリアが困難である場合は、プレイヤーキャラクターを男性2 パートナーキャラクターを男性4もしくは女性1 タイプをコーディネーター パイロットSPアタックをスローモーションとしてデータを再作成することで状況が打開される可能性が生じる。論拠は次の通りである。

  1. 顔パターン男性2には初期スキルとして「索敵」が設定されており、ロックオン距離が最初から広域である特徴がある。よって「レーダー性能」をチューンする必要が生じる場面が減じる(あるいはなくなる)ことから、そこに用いているチューンポイントを他のパラメーターへ振り分けることでのスペックアップが可能となる
  2. 顔パターン男性4 女性1にはそれぞれ初期スキルとして「修復」が設定されており、ミッション中撃墜された後の再出撃を素早く実行可能である特徴を有する。ミッションのプレイ時間に占める出撃時間の割合が多いほどSPゲージが貯まる量が多くなるためパートナーのSPアタックをより多く利用できる結果となることに加え、火力の底上げにも効果を生じるものである。
  3. パイロットSPアタックでのスローモーションを行った状態では周囲の全ての動作が遅くなった状態でのプレイとなるため、自身の「これまでとかわらないアクション」が相対的に大変素早い行動となる。これと格闘攻撃やビームライフル連射を組み合わせることで、ダメージアップに加えて、ここのように実質時間制限のあるミッションの達成をより近づける結果を生じる場合がある

C.E.73 Z.A.F.T PHASE02 世界が終わる時

ステージ開始直後、左方向へ向けてブーストジャンプを行うことで最初の攻撃目標へロックオン可能となる。本ミッションはマップが広域にわたるため、その後のロックオン動作を含め注意したい。

クリアに視力を要するミッション

C.E.71 アークエンジェル PHASE16 終わらない明日へ

本ミッションは3部構成となっており、その第2部 ジェネシス内部は屋内マップとなっており、閉じた隔壁を解放しながら先へ進む流れとなる。扉を開くための端末はロックでフォーカスし接近することで反応し開くのであるが、この扉へのロックは機体の改造段階にかかわらず一定の比較的狭い範囲でのみロックオン動作に反応するため、制限時間があることと併せて視力を用いない場合のクリアへは困難を要する。

C.E.73 地球連合軍 PHASE04 ブレイク・ザ・ワールド

  1. 撤退が許可された際、撤退地点への目視での移動を行う必要がある。

本件への対策として、ステージ終盤に敢えて撃墜されることでリスポーン地点へ復帰し、そこからバックダッシュブーストし、その後Lボタンでカメラをリセットし脱出地点へ接近可能となる場合がある。

C.E.73 Z.A.F.T PHASE07 残る命散る命 地球連合軍 PHASE07 戦火の蔭

C.E.73時台においてルート分岐で今後の所属陣営を決定するステージ。

本ミッションは2部構成となっており、第1部で到達した脱出ポイントで、プレイヤーが現在所属する勢力でのプレイを継続するか、アークエンジェルへ合流する選択を行うかを決定する。

C.E 71からC.E 73への移行時に発生するルート分岐詳細

地球連合軍、あるいはZ.A.F.TでC.E 71をクリアした場合、マリュー・ラミアスのナレーション後、ルート分岐が発生する。

左右移動、

地球連合軍Z.A.F.T

から選択。カーソル初期位置は全時代の所属勢力に関係なく、地球連合軍となる。

総評

同社がPSP時代のガンダム4作、マクロス2作で確立したアクションSTGの発展表現として、潤沢に備わったVitaのリソースは、本作では数多くのエフェクトと光学兵器の演出、同時並行による数多くのモビルスーツの挙動の制御、そして広大なマップ表現へ用いられた。

その豪華なステージ表現、ゲーム演出で有りながらステージ選択後のロード時間が4~5秒ほどと大変短いことも特筆される。

プレイヤーがルールを1つ把握するごとに着実な上達が遂げられる本シリーズであるが、さらには機体改造の要素、経験値によるキャラクターの成長要素がそこへ加わることで、トライアンドエラーでの上達がプレイヤーのみならずゲーム内キャラクターへも及ぶ点は本シリーズの特徴で有り、本作へもその基本のDNAが継承されている。

UIは一部複雑ながら、そこもカーソル移動音で熟練と理解で突破できる本作は、少しの空き時間に楽しめる携帯機向け作品としても末永くプレイ可能なタイトルといえる。

後年、本作のシステムを多く継承したマクロスΔスクランブルがPS Vitaで発売された。


関連・参考リンク

  1. 機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY | 良藝館
  2. 機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY | バンダイナムコゲームス公式サイト
  3. 機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY 攻略&まとめwiki
  4. 「機動戦士ガンダムSEED HDリマスター」 | バンダイチャンネル (第1話を無料で視聴可能)

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*1 方向キーを2度押しすることでブーストダッシュやステップが可能となるタイプB、もしくは丸ボタンがロックオン操作となることでメイン射撃を親指、サブ射撃を人差し指に割り当てられるタイプCを推奨
*2 最大値を推奨
*3 効果音全般の他、システムサウンドの音量を担う設定項目となる
*4 システムソフトウェアの仕様でカーソル移動音がないため注意
*5 C.E.71とC.E.73のZ.A.F.TルートをクリアすることでZ.A.F.T所属でナチュラルのプレイヤーキャラクターが作成可能となる
*6 初回プレイでZ.A.F.Tを選んだ場合はタイプ選択、ナチュラル/コーディネーターの選択も行わないこととなる
*7 これもゲーム進行で選べるものが増加する
*8 出撃後にSPアタックを行い、何らかの攻撃アクションが行われた場合は機体SPアタックが設定されていることとなり、攻撃アクションが行われなかった場合はパイロットSPアタックが設定されていることとなる。パートナーも同様
*9 機体選択画面を開いた直後のカーソル初期位置となる。改造画面表示中は上下でのカーソル位置は一時的に保存されるため注意されたい。
*10 プレイヤーキャラクターが敵を見失い、パートナーキャラクターのみが交戦状態にあるときのパートナーキャラクターへの支援ともなる場合がある
*11 SPアタックが利用可能となったことはゲージ表示とシステムサウンドで通知される
*12 ダッシュ格闘固有のモーションを行いながら前進し続ける
*13 タイトル画面のオプションでオートセーブがOnである必要がある
*14 操作タイプBに設定の場合方向キー下の2度押しで画面手前側へ向けてのブーストダッシュが可能。その後Lボタンでカメラを機体の向いている方角と一致させ、その状態で前進することでアークエンジェル側離脱ルートから見てマップ反対側の離脱ポイントへ到達可能である場合がある
*15 ドレッドノートガンダムの入手はAnotherシナリオなので、シナリオ選択画面でLRを押し、Anotherのタブを選択後にそこにあるミッションをクリアする必要がある
*16 フェイズシフト装甲全盛のこの世界では遠距離兵器のみの攻撃では心許ないので、ブーストダッシュを用いながら敵へ近づき直接攻撃も交えながら戦いたい。

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Last-modified: 2022-11-03 (木) 20:43:13 (533d)