simon optix(サイモンオプティクス)


ジャンルメモリーアクションゲーム
ハード本体内蔵電子ゲーム
メーカーHasbro (ハズブロ)
プレイ人数無制限*1
入手方法ネット通販で、2台セット購入も可
価格1台当たり4000円程度
紹介動画How to Play 'Simon Optix' - Hasbro Gaming (英語)


概要


1978年に発売された電子ゲーム、「simon」は、全ての記憶系電子ゲームの基礎を築き上げたと同時に、視力または聴力の不自由な人であっても、障害を気にすることなく共に遊びを楽しむことのできる玩具の草分け的存在として、世界的に知られる玩具である。

年齢や国籍、性別などを問わず、40年余りにわたり広く親しまれてきた。

それぞれ異なる固有の音程のビープ音を持つ4つの光るボタンの光った順を記憶し、その通りにボタンを押す。正解すると次の問題では、前に正解した問題の後に光を1つ追加したものが出題され、徐々に記憶量が増す。

これまでに多種多様のモデルが発売され続け、最近では技術の進歩によりタッチパネル化され光ったランプの順番のみならず光の動きの記憶を求める内容のバージョンが主流となりつつあるが、障害を気にせずに遊べる環境は引き継がれている。

simon optix(サイモンオプティクス)は、その最新モデルとして2017年に登場したモデルである。 プレイヤーは、眼鏡とハチマキを一体化したような形状の本体を頭に装着し、眼鏡部分から入ってくる光と頭上より聴こえるサウンドによって出題される問題に対して、顔の前で手を動かすゼスチャーによって解いていく。

また、2台以上の本体をワイヤレス接続して2人以上のプレイヤーで同時に同じ問題を解き連続正解数を競うパーティモードに対応する。

サウンド面においても、シンセサイザーを駆使した格調高いものに進化した他、通知機能が一新されモード切り替えや通信状態など全ての状況を音情報だけで判断するのが容易になった。

特に、本品ではサイモンシリーズとしては初めてゲーム中BGMが採用され、その再生速度によりゲームの進行状況が判別可能となった。

自身の身体を基準にしてゼスチャーを行う点、アクションが4種類に絞られ簡略化され初めての人でもプレイしやすい点、通知音が充実している点を踏まえ、本製品はタッチパネル式となったサイモンシリーズの中で視力を用いない環境において最も遊びやすい製品であり、アクセシビリティ対応のゲームトイについて語るうえで最も重要な製品の一つであるといえる。

なお、このゲームは、現在のところ国内販売店では発売されておらず、早期の発売が望まれる。


本体の形状と使い方


前述したように、このゲームの本体は眼鏡とハチマキを一体化したような形状をしている。 その内の前半分がゲーム機本体であり、後ろ半分はヘッドレストである。

本体左側に、ヘッドレストの左半分の長さを調節できるダイヤルがある。後ろに回すと伸び、前に回すと縮む。

本体右側面に、中央に卵型のボタンを有するダイヤルがある。電源が入った状態でこのダイヤルを前に倒すとモードの切り替え、後ろに倒すとボリューム切り替えで、いずれもトグル式で切り替わる。項目が切り替わった際は、その都度違いを音によって通知する。

ダイヤルの中心のボタンがスタートボタンであり、電源オン、ゲームスタート、ペアリングスタート、長く押すことでハイスコアの表示の機能を持つ。電源を切るボタンはなく、10秒間何も操作しないことで自動的に切れる。

本体右側のダイヤルの裏側に小さな蓋があり、これを開けるとヘッドレスト右側の長さが調節でき、直接手でヘッドレストを動かして調節する。

左右のダイヤルの後ろ側に電池蓋があり、細いプラスドライバーで開けることができる。なお、使用する電池は単4アルカリが4本で、左右に各2本ずつ投入する。エネループ等、充電池等も使用可能。

本体前側の上半分がタッチ部とスピーカー、下半分には眼鏡のようなプラスチック製のレンズがある。

タッチ部正面に上下2段、額の左右端に1つずつの計4か所にセンサーがあり、触って確認することもできる。対応する音程の低い順に、以下のような並びになる。

中央下段に位置するのが青で、音程は低いソになる。これをタッチするには、鼻の辺りに手のひらをかざすと反応する。

中央上段に位置するのが黄色で、音程はド。これをタッチするには額の中央付近に手のひらをかざすと反応する。

左端は赤センサーで、音程はミ。これをタッチするには、左のこめかみの前側に手のひらをかざすと反応する。

右端は緑センサーで、音程は高いソ。これをタッチするには、右のこめかみの前川に手のひらをかざすと反応する。


ゲーム中使用されるアクションと対応するサウンド


以下の4つのアクションが使われる。

  1. シングルタッチ(片手でかざす):光ったセンサーに手のひらの中心を垂直に近づけ、音が鳴ったら垂直に遠ざける。出題音は、各センサーに割り当てられている音が鳴る。なお、タッチを検知できるエリアは、センサーからの距離が垂直方向に5センチ以内である。
  2. シングルスウープ(片手で移動する):シングルモードレベル2より出題されるアクションで、手のひらをかざしたまま左右に位置する緑と赤センサーの間を中央上段の黄色センサーを経由して移動する。出題音は、鳴りながら音程が変化するポルタメント音で、音が下がる場合は右から左(緑から赤)へ、音が上がる場合は左から右(赤から緑)へ手のひらを移動させる。なお、スウープを感知できるエリアは、本体から垂直方向に3センチ以内であるため、どうしてもうまく行かない場合は本体のスピーカー前側をスワイプするのでも正解となる。
  3. ダブルタッチ(両手でかざす):シングルモードレベル3より出題されるアクションで、光る2つのセンサーに同時にタッチする。出題パターンは、青と緑(低いソと高いソ)、赤と緑(ミと高いソ)、黄色と赤(ドとミ)の3種類。出題音は、打楽器的な和音で通知される。
  4. ダブルスウープ(両手で挟み込む):シングルモードレベル6より出題されるアクションで、左右たんの赤、緑から始まり中央の黄色センサーに向かって両手のひらで挟み込むようにスウープし、手を合わせる。出題音は、「ソドッ」という音に鳩時計のような音が重なる。

アクションがなかなか決まらない時は?


  1. タッチが決まらない -- タッチアクションでは、対象のセンサーに垂直方向から近づけ、垂直方向へ遠ざけるという一連の動作を最後まで正確に行う。目的のセンサーが合っていても動作が散漫になるとミスや失格となりゲームオーバーになってしまうことがあるので、注意されたい。
  2. スウープが決まらない -- スウープアクションは、十分な移動幅を効かせていなかったり、感知可能エリアから外れると、ミス判定にされてしまう。特に、中央の黄色センサー直下に青センサーがあり、少しでもその領域に侵入してもミスになる。必ずこめかみからこめかみまで本体に対して平行に移動するよう心掛ける。どのアクションにも言えることだが、ゲームがある程度進むと、腕が疲れて高さが保てなくなることから、ミスを出しやすくなり、特にスウープでは頻発しやすい。
  3. ミスを頻発する -- 全てのアクションに言えることであるが、アクションを行う際には、5本指をそろえておく。指が不ぞろいの状態でアクションを行うと、連続タッチとみなされミスとなる場合がある。特に親指の位置には注意が必要である。

ゲームモードの切り替え方


電源が入っている状態で、右ダイヤルを1回前に倒す毎にトグル式にモードが変わる。

モードは2種類あり、3から9問のステージを次々にクリアしていく「シングルモード」、ワイヤレス通信を使って複数人で向き合って同じ問題を同時に解く、「パーティモード」の2種になる。

起動直後はシングルモードになっており、スタートボタンを押すと短い音楽に続けてゲームがスタートする。

シングルモードでは、ゲームオーバー後2秒以内にスタートボタンを押すと、最後に行ったレベルの最初からコンティニューすることができる。ただし、得点は0点からのスタートとなる。ゲームオーバーから3秒以上経過してボタンを押すと、レベル1からやり直しである。


パーティモードの始め方


複数台のサイモンオプティクスをワイヤレス接続し、各本体から出題される同じ問題を数人で同時に解くモードである。先にミスした人からペアリングが解除され、自動的にシングルモードに切り替わる。

  1. 全員分の本体を起動させ本体右側面にあるダイヤルを前に1回倒し、ゲームモードをパーティモードに切り替える。モードが切り替わったことを知らせる通知音の後、「ホアーン、ホアーン」というような和音が繰り返され、未接続状態であることを知らせる。
  2. いずれかのプレイヤー(リーダー)がスタートボタンを押す。和音による鋭い連打音が聴こえ、送信が始まる。
  3. 接続中であることを示す「パン、パン」という音が10秒間鳴り続ける間に、リーダーは他のプレイヤーのサイモンオプティクスの青センサーに自分の青センサーを急接近させる。
  4. 接近した相手プレイヤーの本体から「ポローン」というチャイム音がしたら、ペアリング成功である。各プレイヤーは頭に本体を装着し、そのまましばらく待つ。なお、スタートボタンを押して10秒間ペアリングがされない状態が続くと、シングルのエンドレスゲームとしてスタートするが、得点は通知されない。
  5. 「パロラッ」というような通知音がしてゲームがスタートする。

スコア通知


シングルモードでは、ゲームオーバー後2種類の和音の鳴った回数により、スコアを通知する。10の位、1の位の順に通知される。

また、ハイスコア達成時は、スコア通知の前に花火のような音により通知する。

さらに、スタートボタン長押しにより、これまでのハイスコアが音によって通知される。


ハイスコアのリセット


本ゲーム機はリセットボタンを持たないため、電池を1本でも抜いた状態でスタートボタンを押すことでリセットが可能。


本体を装着できない人のための対処法


本ゲーム機前半分の本体部分はU字型をしており、これにより額を覆う形となるが、大人や顔幅の広い人にとってははまらない場合がある。もしもはまらなかったり、側頭部に少しでも締め付け感や痛みを感じる場合は、絶対に無理をせず、あきらめず、以下に示す方法を参考にされたい。

  1. 同じ長さの『洗濯ばさみかスカートハンガーのクリップ』(以下クリップと称する)を4本用いる。
  2. レンズの中央下辺かレンズ後ろ側の本体との境界の斜めになっている部分に2本のクリップを挟む。角度や幅などは、個々のプレイヤーの頭の形状により微妙に異なるので、何度も試されるとよい。
  3. 次に、もうあと2本のクリップをヘッドレストの下辺に固定する。
  4. この状態で本体を頭に乗せる。
  5. 本体レンズに固定した左右のクリップの片端を鼻の横のくぼみや頬などに合わせ、支柱とする。この時、自分のあごの骨に対して、赤センサーと緑センサーを結ぶ線がなるべく平行になるようにする。
  6. ヘッドレストに固定したクリップの左右幅を調節する。
  7. 本体をなるべく揺らさないよう注意しながら、左のダイヤルを回しヘッドレストの長さを調節して、本体を固定する。これにより、多少前に傾くことにはなるが、ゲームそのものには支障ない程度に頭上に固定される。なお、レンズの位置を眼よりも高くすると、ゲームプレイの際に手が疲れてミスが出やすくなるので注意されたい。

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*1 複数人でプレイの際には、人数分本体が必要となる

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Last-modified: 2018-12-08 (土) 21:34:42 (1d)