CODE OF PRINCESS †
アクセシビリティ情報簡易表記
概要 †CODE OF PRINCESS とは、2012年4月19日にアガツマエンタテインメントよりNINTENDO3DS向けに発売されたアクションRPGタイトルである。 手前、中央、奥の3ラインを移動しながら左右移動と攻撃により立ち回るベルトスクロールアクションのようなシステムを特徴とする。*1 以下の情報を用いることで、ゲーム本体*2は視力を一切用いず、UIの利用、物語把握、ゲーム部分のプレイが可能である。 メニュー移動操作の基本 †カーソル移動音、決定音、キャンセル音ありで以下の仕様である。
タイトルメニュー (3DS版) †ソフト起動後、メーカーロゴ表示後オープニングアニメムービーが再生される。それを見終わる、あるいはAボタン等でスキップすることで、BGMが切り替わると同時に以下のタイトルメニューへ到達可能。 タイトルメニュー (Windows版) †ソフト起動後、メーカーロゴ表示後オープニングアニメムービーが再生される。それを見終わる、あるいはエンターキー等でスキップすることで、BGMが切り替わると同時に以下のタイトルメニューへ到達可能。 オプション (3DS Windows共通) †
システム設定 (Windows版のみ) †上下循環あり
ストーリーモード内メニュー †シナリオ内メニュー †「シナリオ」を実行するとBGMが切り替わり、プレイするキャラクターを選ぶ画面となる。
装備選択画面 †プレイヤーキャラクター選択後は装備選択画面へ移動。
装備変更画面では各項目でAボタンを押し、上下で装備を選ぶ。最上段が装備を外す選択になる。 また、既に他のキャラクターが装備している武具を選んだ場合、それを付け替えるかの選択肢「上がはい、下がいいえ」が現れる。これは、上下を押し続けて2項目以上移動しなかった場合がそうであると見分けられる。 装備選択後 †装備選択画面で、再下段の「この装備で確定」を選ぶことでシナリオ選択画面へ移動する。 ここでプレイするシナリオを選ぶ。 シナリオ一覧はステージをクリアする毎に下へ増える構造であるため、最下段が最も新しいシナリオとなる。即ち、方向キー右を押し続けて突き当たったものが最新のシナリオとなる。 ゲーム起動直後、最初にホン画面へ到達した場合は「プロローグ」が選択されている状態となる。 ここで方向キーの上を一度推す、あるいは方向キー右を推し突き当たったものがもっとも新しく出現したシナリオとなる。 プロローグテキスト †先述のフルボイス演出について、唯一オープニング時のテロップのみボイスが存在しないのであるが、内容については公式Webサイトのプロローグページにより確認可能であるため、参照されたい。 プロローグ †世界には人と魔物がいた。 それらは拮抗し、共存していたが、ある頃より人が栄始めた… 数多の時が流れ…… 今、人の繁栄にかげりがみえはじめた どこからともなくあふれでた魔物たちが、多くの村々を襲い人々は不安な日々を過ごすようになっていた… …そして今、コード・オブ・プリンセスの物語がはじまる。 ※公式サイト内プロローグページより引用 ゲームパート詳細 †
Windows版 keyboardによるゲームパート操作概要 †
なおこれらの利用に際し、スクリーンリーダーの音声出力を一時的にOffとする*7ことで、スムーズなプレイが可能である。 ポーズ画面詳細 †ゲームプレイ中、スタートボタンを押すことで以下のメニューを表示可能。
このうちリトライとプレイ中止は「はい」「いいえ」を問うダイアログが出現し、「はい」を選ぶことで動作することとなる。 ステージクリア後 †ステージクリア後:リザルト画面終了後、プレイヤーキャラクターのレベルアップがあった場合はそのことを示すファンファーレが出力される。 戦利品入手後、レベルアップの際は強化パラメータの配分画面へ移行する。 レベルアップ後左右へ移動可能となると本画面に到達している ここでプレイヤーの任意に各種ステータスを上げることが可能。 上昇可能な項目は次の通り。
(上下で選択 右で上昇 左で下降 左右端で突き当たる Aボタンで確定) パラメーターアップ後、Aボタンを押すことでステータス上昇が反映され、自動的にセーブされる これら終了後装備選択へ自動的に戻る動作となる。 ある程度シナリオを進めると装備選択画面でXボタンを押すことでマルネコの店へ移動可能となり、貯めたゴールドを消費し武器・」防具・アクセサリを購入可能となる。 シナリオクリア後は自動で次のシナリオが選ばれている。 ステージ別視覚補助情報 †Mr.シューティングスター †本作シナリオで初めてNPCと共闘するステージとなる。 画面右へ精力的に移動し抗戦することで捕縛されている味方キャラクターが行動可能となり、以後プレイヤーと共に戦う状況を現出可能。 アンドロメダの男 †1分40秒間敵の攻撃を耐えることが目的のクエストであり、必ずしも抗戦する必要が無い。 Rボタンでのガード、Rボタン+十字キー上下でのライン移動、ステータス増強によるHP、物理防御力の強化等で対策を行うことが攻略への糸口となる。 なお、敵の攻撃をガードした場合、1度の打撃により最低1のダメージを受けるため、ドラゴンのブレスなど複数のヒット判定のある攻撃を受けきった場合は、結果数十のHPが削りダメージにより減少する点に注意したい。 敵の攻撃の種類によってはSEにより貯めモーションを把握可能な物があるため、それを合図にライン移動により攻撃をかわすといった方法により回避が可能となる。 フリープレイ †シナリオモードで一度でもクリアしたステージを、ストーリーデモ無しでプレイするモードとなる。 以下の順でプレイ内容を選択する。
追加クエスト †シナリオとは独立したステージをプレイするモードで、各クエスト毎に簡単なフレーバーテキスト(ボイス無し)により説明されるシチュエーションに即した内容をプレイする。 シナリオのクリア状況によりプレイ可能な追加クエストが順次追加される。 以下の順でプレイ内容を選択する。
SteamからのWindows版入手方法とプレイ開始手順に関して †Windows版は、Valve社の運用するゲーム配信プラットフォーム『Steam』よりダウンロード版を購入しプレイする流れとなる。 購入、セットアップの際視力を必要とする場面がいくつかあるのでその概要を以下に掲載する。 大きく次の手順となる。
Windows版 操作デバイス概説 †本作Windows版は、キーボードに加え、PS4コントローラーであるデュアルショッック4やXbox 360標準コントローラー、更にWindowsPC向けに各社より発売されているXinput規格対応のUSB接続ジョイスティックによるプレイが可能。 2017年2月現在、WindowsPC用ジョイスティックは廉価なもので3,000円前後で入手可能であるが、快適なプレイ環境を整える観点から最低12ボタンのデバイスが必要となる点に注意を要する。*9 なお、プレイ前にシステム設定よりコントローラのボタン設定をしておくことをお勧めする。弱攻撃でバーストが発動してしまう誤動作を確認済み。
スイッチ版、CODE OF PRINCESS EXについて †
Code of Princess EXにおけるキャンペーンモードの各ステージと使用キャラクターの一覧表 †
総評 †フルボイスで演出される物語はコミカルなパロディ描写を特徴としつつ描かれる内容はシリアスであり、人物の登場退場の経緯や結末の描写にシビアな要素が描かれる特徴を同時に有する本作。 出力はモノラルながら全アクションに対応した効果音があり、攻撃属性の変化が画面サウンド両面で表現されることで音情報がアクションゲームとしての機能を果たすことで、視力の代用情報となる要素は更なる本作の個性と言える。 視覚障害を問題とせずクリアの叶うタイトルとして、アクション要素と成長要素、物語を問題なく楽しめる作品である。 関連・参考リンク †
コメントフォーム †最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 投票フォーム †*1 セガサターン、Xbox 360で発売された『ガーディアンヒーローズ(トレジャー)』に近似のシステムを有する *2 SteamによるWindows版は、Steamクライアントの利用に視力を要する場合がある *3 厳密にはメニュー内を8項目ずつ上、もしくは下に移動したことと同様の操作となるのであるが、項目数が8以下のメニューに関しては結果的に最上段、再下段への移動と同様の挙動となるものである *4 ここで初期化されるのはキャラクターのステータスであり、物語の進行状況は保持される *5 ラインのないステージ、5ラインあるステージなど場面により仕様が変化する *6 敵味方共々、自身のいるライン以外には攻撃できないので、立ち回りとしては主として回避に用いるシステムとなる。 *7 PC-TalkerではCtrl+Alt+F2。音声読み上げの再開も同操作である *8 但し、音声環境での汎用Webブラウザの利用に熟練を要する *9 原作3DS版における A B X Y L R START SELECT 上 下 左 右に相当するボタンを要する |